ayacol
@ayacolour
2026年5月9日
言語化するための小説思考
小川哲
読み終わった
冒頭からずっと面白かった。小川哲さんの文章を読んでると、小川さんとともに思考のスキップ(片足でケンケンする方)をしているようでとても心地よかった。
小川さんはこの本を「小説とは何か」を可能な限り明らかにしたくて書いたと言う。若い頃はむしろ誰よりもわかっているつもりだったのに、キャリアを重ねるほど「小説とは何か」がどんどんわからなくなっていくのだと。
私も小説の書き方について考えすぎて何のことやらわからなくなっていたけれど、小川さんのこの言葉をとても心強く思った。
小川さん曰く、“読者は、自分に向けて書かれている、と感じる小説を「面白い」と感じる”のだそう。
これには私も心当たりがあるし、そういうものを書きたいと思っていた。
小川さんのプロットを書かない考え方を知ることができてうれしい。
