
さえ
@sae202508
2026年5月7日
怪談小説という名の小説怪談
澤村伊智
読み終わった
図書館で借りた
短編付いてしまった。一冊丸々のお話より、怖いのが分かってるなら細々と読みたい気がして。
前回読んだひとンちと同じく完全な読み切り短編集。
全7話で、旅費を浮かせるため車で帰省中の出版関係者達が暇つぶしに始めた怪談大会で、次第に嫌な空気になっていく。新婚旅行の際に楽しみにしていた田舎で出会った怪異。夢とも現実とも付かない状況から逃げ続ける女子高生。誰も知らない涸れ井戸の声という小説を探す女流作家が出会う不気味さ。
涸れ井戸の声は牛の首とか鮫島事件を思わせるけど、堂々巡りになっていく展開が面白かった。
嫌な思いをするというより、怖い目に遭う。
澤村さんの話しはきぼわんみたいに化け物が闊歩する世界も面白いけど、シンプルに怖い話はホントにシンプルに怖い。そこが良いです。