enoki "「戦前」の正体 愛国と神話の..." 2026年5月9日

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@en0ki
2026年5月9日
「戦前」の正体 愛国と神話の日本近現代史
「日本すごい」話への苦手度が年々増している。なんでそんなに?どこからそんなに?という思いがあり、手に取った。 「そんなわけないだろ!」という話の出典を神話やそれをうまく使おうとした人や政治的事情などから導くと同時に、プロパガンダは上からだけ行われるわけではないことにも触れられている。 説話や歴史書を元に、誇大で尊大に話を「自己解釈」で構成し直し広める存在やら、鼓舞というより扇動と感じる軍歌などにかなり不快になりながら読んだ。 「プロパガンダは政府や軍部が発するだけでは十分な効果が発揮できず、便乗する企業や軍国美談を消費しようとする民衆の自発性を必要とする」とあり、個人的には今それが加速しつつある状況と感じているので、とても心が重たくなった。 現在の「スゴイ」論が本書にあるような説話から派生しているとは思わないが、「自分たちはすごくないと思いたくない(ちょっとは優れていると思いたい)」みたいな部分がずっと根底で共通しているように思う。
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