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@en0ki
  • 2025年8月11日
    ペドロ・パラモ
    ペドロ・パラモ
  • 2025年7月28日
    ゼロからトースターを作ってみた結果
    ゼロからトースターを作ってみた結果
    題名通り、ゼロ(今回の定義では原材料)から、なるべく自力でトースターを作る試みの過程が書かれた本。本当によくやったね!? 最初に定めたルールからちょこちょこ例外を認めてたけど、「うん!しゃあないわな!」だった。製錬も大変そうだったけど、個人的にはプラスチックを作る過程が印象的だった。普段から身の回りにたくさんあるし、3Dプリンターも普及してきているしで身近な印象がある素材だけど、個人で生成するのは無理があるものだということがよくわかる。 価格に「のっていない」環境汚染や廃棄物に関する言及もあった。こう実際の過程を見せられると実感があってすごい。確かに自分でやってみれば見えるものが増えて想像力も広がりそうではある。ただ、時間とお金両方のコストがとんでもないし根気も必要だから、難しいだろうね。そういう人のためにこの本がある、のかも。
  • 2025年7月28日
    ギンガムチェックと塩漬けライム
    「翻訳家が読み解く海外文学の名作」とある通り、原文、時代背景、文化など様々な情報を踏まえてどう翻訳されたのか、その翻訳の理由は何か、その書き方にどんな考えが含まれているのかなどが軽快に綴られている。あまり翻訳の背景や物語の内側、構造や文化について気にしないできたから、未読の本だけでなく既読の本への言及にも驚きがあった。触れられていた本、どれも読みたくなっちゃった。 なんでもふわっと読み過ぎる人生を送ってきたけど、「ちゃんと読む」のも面白いね。スローリーディングってやったことないもんな。
  • 2025年7月28日
    ゆるゆる古典教室 オタクは実質、平安貴族
    ちょこちょこ swm でお世話になっている家長むぎさんが所属されているにじさんじの方が古典導入本を出すというので気になって買った本。 興味を持ってもらうことを重視した配信っぽい言葉選び(オタクはみんな〜的な誇張表現など)にはときにむず痒さを感じつつ、古典の授業にかたさと退屈さを感じていた(いる)層への「楽しさ」「気楽さ」へのアプローチとしては良いのでは、と思った。監修も入っているし。 紹介されている例に挙げられていた諸々はあまり私向けではなかったけど、これまでの歴史の中でたくさん作品があり、現代語訳もされているものがあることを考えると、もっと気軽に手に取ってみてもいいのかもしれないな。
  • 2025年7月27日
    幽霊たち
    幽霊たち
    読み終わったとき、内容が飲み込めておらず Claude に相談してしまった。 現実は認識によって作られる曖昧なものだ、みたいな話をしている? 最後ブルーがブラックをぶん殴ったことはまだピンときていない。「役割消失により自分が何者なのかわからなくなった怒り」「物語なしに自分が何者かわからないという根源的な不安」ではという返答がきたけど……。私自身が「私って何者?」という問いを重要視したことがないせいかしら。
  • 2025年7月27日
    短くて恐ろしいフィルの時代
    短くて恐ろしいフィルの時代
    「今」すぎない?驚いちゃった。いやもしかすると自分がいる場所、認識できる場所の外まで見れば、どこかしらずっとそうなのかもしれないけど。 持たざる者からなけなしの所有物を奪い、何もなくなった場所で何もできないことに対し「怠惰」といい、自分たちの「素晴らしさ」「誇らしさ」を唱える人の言葉に満たされて加担していく様子にゾッとした。しかもどんどんエスカレートしていき、内側からも止められなくなっていく。支配者として振る舞うフィルの言動には強い憤りを覚える。 個人が考えることを良しとしない、見ないふりをする、自分の都合の良い方に軽率についていき、情勢が変わったら手のひらを返す。と言った強権的で排外的な様をかなりそのまま描いている気がする。 最後支配者側がめちゃくちゃにされたところも、より強いものが情勢を変えたには変えたが、自分達が正しいことをしたと満足して荒れた場を整えることはせず去っていく、みたいなことかな。 読みながらフィルに因果応報を求めてしまう心が存在してたけど、それ自体も良くないよな。これはこれで「私が私の基準で悪としたものを、自分が正しいからとめちゃくちゃにしようとする」ことになる気がする。あの状態にならないためにはどうしてもよく見てよく聞き、支持しないならそれをはっきり示す必要があるよな。それもなるべく早い段階で。
  • 2025年7月21日
    どん底の人びと: ロンドン1902
    どん底の人びと: ロンドン1902
    1982年の本の翻訳、翻訳本自体は1995年発行。当時のイギリスのスラム街に行った著書のルポルタージュ。本を読んでいてもそうだし、解説にもあった通り体験のストレスが過大だったようで、直接スラム街に入り込んだときの記録はほぼ前半のみ。 状況は今よりずっと酷そうだが、でも起こっていることは変わっていないように思う。一度貧しさの穴にはまったら抜け出すのが難しい。福祉が不十分だとか、「裕福」な側は貧しい側を怠惰によるものだと思っているとか、あと作者曰く「厳しい天候と過酷な法律」に起因している職の見つからなさ(というかここから繋がる稼げない→お金がない→寝床がない)が貧しい側には移民が原因だと思われていたりとか。 苦しいね。
  • 2025年7月13日
    白雪姫には死んでもらう
    白雪姫には死んでもらう
  • 2025年6月29日
    世にも奇妙な人体実験の歴史
    世にも奇妙な人体実験の歴史
  • 2025年5月23日
    外科学の歴史
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  • 2025年5月17日
    魔法使いマーリンの犬
    魔法使いマーリンの犬
  • 2025年4月19日
  • 2025年4月12日
  • 2025年4月9日
    「学び」の構造
  • 2025年4月2日
    死体は嘘をつかない
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