彼らは読みつづけた "本をひらく" 2026年5月10日

本をひらく
本をひらく
大森皓太,
杉江由次
*読書で見つけた「読書(する人)」* 《しかしながら、仮に今私が、たとえば電車などで中学生が『希望の国のエクソダス』を読んでいるのを目撃したら、その光景には希望を感じてしまうと思います。本を読んでいる(それも若い)人がまだいるんだ、という感傷的な希望ではなく、もう少し力強い希望です。なぜでしょう。それはおそらく、その中学生がなにか欠乏感を覚えていると感じ取れるからだと思います。きっとどこかで「希望」というものがわからなくて、「希望ってなんだろう」と『希望の国のエクソダス』という本を手に取ったのではないか。そこに18歳で『コインロッカー・ベイビーズ』に出会い、人生が変わった杉江さんの姿が重なってきます。》 — 大森皓太著「第12便 2025/12/16 希望をひらく」(杉江由次、大森皓太著『往復書簡 本をひらく』2026年2月、4B発行、編集/本の雑誌社発売)
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