
ほしなみ
@hoshinami629
2025年3月20日

日本語教師、外国人に日本語を学ぶ
北村浩子
読み終わった
日本語学習者、ひいては外国語学習者全般へのリスペクトを感じる本だった。
一方で、日本語教育をかじった身としては若干食い足りないようなところもあり……。
あとがきに日本礼賛的な本にはしないというコンセプトを提示してインタビューをした、とあったし、そのコンセプトに沿った本にはなっているとは思ったが、結局日本社会が水に合う人とか、日本社会に身を置くことに価値を感じている人ばかりにインタビューしているので、「何となく日本語って良いよね」みたいなトーンになっており、それ以外にこの本の背骨になるものがない、という感じなのが何というか……うん、良い本だけど物足りない、という印象に繋がってるのかな。