かわうそまん "回樹" 2026年5月10日

回樹
回樹
斜線堂有紀
死と愛をテーマにしたSF短編集。「不滅」が最も印象に残った。亡くなった後も遺体が朽ちない世界線。次第に収容場所が亡くなり宇宙船で宇葬送するようになるが実は・・・というお話。愛する人の遺体を単なる物質と割り切り資源として有効活用できるか?と問われたとき、間違いなく自分は無理だと思う。一方で自らの遺体を埋葬するには莫大な費用が掛かると言われれば、間違いなくそんなお金をかける必要はないと答えるだろう。現実とは異なるSFの世界と言ってしまえばすれまでだが、故人に対する愛のカタチとして考えさせられるものがあった。
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