
shiori
@shiori_417
2026年5月10日
読み終わった
手っ取り早いセルフケアのハウツーというより、自分の体験や感情を他者の話のように受け止め、「今ここ」にある自分の感覚に集中することを丁寧に書いている本。
「対話としてのセルフケア」というコンセプトは、少し前に話題になった「傾聴」を自分に対して行う感じなのかなと思った。
日常の会話(特にビジネスシーン)では、自分の言いたいことの要点をまとめて簡潔に伝えるコミュニケーションが良しとされるけれど、自分の内面を表現しようとする時にもその方法を適用してしまうと、省略されてしまう多くの感情や感覚が出てくる。それでは、自分の「全て」を聞いたことにはならない。
自分の中の言葉にできない感情が、即時に解決されないと気持ち悪く感じてしまい、手っ取り早い言語化でカタをつけようとしてしまうというのも、思い当たる経験が多くある。普段の話し方・考え方が、自分の内面理解にも影響するというのは、考えてみれば当たり前のことなんだけど盲点だった。
共感するところが多くあってたくさん付箋を貼ったけど、1周しただけでは著者がいわんとすることを受け止めきれてない感じもしたので、もう何周か読むことになりそう。
表紙がかわいくて癒される🐕