みすず "熟柿 (角川書店単行本)" 2026年5月10日

みすず
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@yomimasu
2026年5月10日
熟柿 (角川書店単行本)
熟した柿の実が自然に落ちるのを待つように、気長に時機が来るのを待つこと。その気長を描いた物語だった。だから時機が来た描写は一瞬なんだな。 どんなに離れても、子を思う母ってすごい。母性というのか。父親にはない、自分が命懸けで産んだ子への母親の思いって並ではないよな。 拓に会って、拓の着ているフードのヨレを直したがるかおり、そうだよね母親ならそうしたいよね、私の母なら直してくれたな、と思い、離れていたとしても母は母としてそこに居ようとするのだなと感じた。 晴子伯母さんの存在はなんだったのだろうか。 身寄りの無くなったかおりの引き取り手に名をあげたけど無視されたことが、かおりと子が離れ離れになることの伏線(という程でもないか)なのだろうか? 久住呂さん親子好きだ
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