
nogi
@mitsu_read
2025年3月20日

積ん読の本
石井千湖
読み終わった
@ 自宅
〝「一時的に滞在している本で自分専用の図書館を作ってると思えば急いで読まなくてもいいんじゃないかなって」〟(柴崎友香)
〝「読めないまま時間が経っても、一瞬でも出会いを感じられたなら、その本は自分と関係していると思います。積ん読は自分が買ったときによいと思ったものを内包しているんです」〟(辻山良雄)
〝「僕にとって本を読むことは、音楽を聞くことと同じです。ビートルズのヒット曲は、ファンじゃなくても一生のあいだに何十回も聞くでしょ? 聞くつもりがなくても耳に入ってくる。そんな感じで、しょっちゅう手にとっている本のあるページやある一節が、自分のなかで反響するんです」〟(菅啓次郎)
このあたりの言葉が特に刺さったな。山本貴光さんの知識のインデックスという言い方もよかった。背表紙を並べていると、全部ではなくても、目に入ってきて、わたしはこれに興味関心がある、と意識していられる。あのときこれを知りたかったんだ、というのも思い出せる。澱がたまるような積み方はしたくないので、定期的に(手放すというのではなく並べ替える)整理はしないとな〜と思うけど、積ん読は一生治らない。



