
aymr
@quasciAYMR
2026年5月11日
滅びの前のシャングリラ
凪良ゆう
読み終わった
死ぬことへの恐怖の描写がないわけでは無いが、メインのキャラクター達がだいぶ心根が強すぎないか?とはちょっと思った、、笑
終末のフールのように何年もあれば文句を垂れて暴れて再度安寧に陥る時間も十分にあるのかもしれないけれど、1ヶ月ともなると案外受け入れるしかないものなんだろうか。そうは言っても街は荒廃してしまっていたけれど。
様々な人物の視点で大きく広げ過ぎずに描いてくれたことで深い謎が残ることなくスッキリと読み終えられた。
江那一行の動機や動向はわりと理解できたし応援したくなる人々だった。
各々が終幕までの短い未来を見て、漸く今まで続いていた人生に悔いがないように生きていく様は
良い意味で終わりを目指すようには見えない、どこか気楽だった。
既に善悪でもない世界の最期で何をフォーカスして求めるのかは人それぞれだと思っていたが、生を諦めてしまえば心の平穏を求めて過ごすのかもしれない。