OREO "わたしを離さないで" 2026年5月10日

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@kohakumurakami
2026年5月10日
わたしを離さないで
わたしを離さないで
カズオ・イシグロ,
土屋政雄
湘南エリアへの旅。 本が置いてあるカフェで一息。 ランチミールを待っている間に読み進めました。 この本は結構前に買ったお気に入りの文庫本カバーをつけて読んでいます。 友達って難しいなと思わされる部分を読んでいます。 主人公キャシーの目線から見ても、ルースを友達と見ていても、ルースとの関係性がぎこちなくなったり、変わったり、本意でないことをしてしまって悩んだり、駆け引き勝負になっちゃったり、、、。 この子たちって本当に「いい」友達同士なのだろうかと思いながら、私にもどこか思い当たるところがあるので、いい意味でモヤっとしてしまう。共感してしまう。 運ばれてきたランチは、色とりどりのカレーと惣菜たちが美味しすぎました! スイーツもめちゃくちゃ美味しそうだったので、次来たらそれらとお茶しながらもっとゆっくりじっくり本を読みたい。 その後、車の中でさらに読み進め、6章終わりで号泣。 ホルモンバランスの影響で涙もろくなっていた所為もあるかもだけれど、 仲直りのジョークの一言で、その友情の美しさがブワッと心を動かして泣いてしまった。そしてその後のところで、やはり作者はここで泣かせにきているんだと思ったほど、まんまと作者の思う壺にはまりさらに号泣。 ずるい...。 なるほど、カズオイシグロはこういう誰もが体験しうる、不完全な人間関係の築く過程の美しさを捉えてくるんだな。 実際に、現実ではフィクションのようにきれいで、スムーズで、スマートな関係の築き方なんて、違いだらけの他人とできるわけがなくて、 もっとぎこちなくて、自分でも理由のわからない言動をしてしまったり、それで離れたり近づいたりするし、すごく繊細で些細なつながりだったりする。 そんな不完全な人間こその美しさを彼は書けるんだと思った。
わたしを離さないで
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