
つう
@mot2tom
2026年5月11日
今夜、すべてのバーで 〈新装版〉
中島らも
読み終わった
「私は、自分と同じ人たち、生きようとしても運悪く死んでしまう人たちの中で生きたいの。生きる意志を杖にして、歩いていく人たちの流れの中にいて、そんな人たちのためだけに、泣いたり笑ったりしたいの。だから、思い出になってまで生き続けるために死を手繰り寄せる人たちと、関わりたくないわ。そんな時間はないんですもの。」
アル中についてやたらと詳しくなれる小説。
やけになって暴れたりセルフネグレクトをしたり、そういった自分を合理的に説明したり、感傷的に嘆いたりする男のダサさをチクチクと感じられる良書。


