さち "光と糸" 2026年5月11日

さち
さち
@chiisaxlog
2026年5月11日
光と糸
光と糸
ハン・ガン,
斎藤真理子
2月に一度手にとったものの、他の作品を読んでから向き合う方が良さそうだと思い、しばらく本棚にしまっておいた。 そして、『少年が来る』『ギリシャ語の時間』『別れを告げない』を経て再びページをめくると、「この文章があの作品の一部になったのだな」と創作の軌跡が垣間見え、非常に興味深かった。 「小説を、私は身体を使って書いている。」という一文には腑に落ちるものがあった。なぜ彼女の言葉がこんなにも研ぎ澄まされているのか、痛みや冷たさを孕みながらも静かに熱を帯びているような文章には、心の奥底まで迫ってくるものがあった。
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