光と糸
342件の記録
Marua@marua2026年2月24日美しさと手触りの良さが際立つ本。イタリック体が所々使われている。 表題作はノーベル賞受賞記念講演の全文。この講演の4日前に当時の大統領が「非常戒厳」宣言を出した、そういう時期に行なったスピーチだ。 他にも、詩、ガーデニングの記録などが収録されている。ハン・ガンが撮った味わい深い写真も何枚が掲載されていて、それがとてもいい。

mayu@yatsu_books2026年2月21日読み終わった@ 自宅「世界は、なぜこれほど暴力的で、同時に、なぜこれほど美しいのか? 」 ハン・ガンは「痛み」について書き続ける作家であり、その作品を読むわたしたちは、その「痛み」から、目をそらしてはいけないと思った。 生きている人のすべてを言葉にすれば、どんな形であれ 同じ思いや感じるものの中にあり記憶の底に沈めて来たものがある。紡がれる言葉はほとんど悲しみに近く、一瞬と永遠が詰まっている。









カササギ@Kasasagi_shobo2026年2月21日読み終わった借りてきた読書日記写真 ハン・ガン 装幀・組版 佐々木暁 表紙も見返しもスピンも黒…それによって頁の余白が際立つような美しい造本 「庭の日記」が興味深い 季刊「日記」を全然読めてないが、 やはり誰かの日記は面白い 時間のある時に出てきた植物を図鑑で見てみよう








図書館マン@tosyokan-man2026年2月18日読み終わった図書館本表題作の“光と糸”はWeb先行で事前に読んでいたけど、改めて読み直して、また励まされてしまった。 ハンガンがどういう心持ちで小説を書いてきたか、本人の口から端的に語られていた。 ハンガンが小説に込めた想いを聞くと、なんだか体の芯が透き通って、精神が明瞭なものになってくる。 後書きで斎藤真理子さんが、ハンガンのノーベル賞受賞を「核の使用の危機すらある、そんな現実への強い危機感が背景にあることは明らかだった(P196)」と語るように日本も闘争の予感はあちこちから聞こえてくる。 だから韓国民主化闘争の話を自分は聞かなくちゃいけないと思うし、ハンガンも世界中の読者に伝わるような伝え方を模索している。 隣国の出来事に耳を寄せるのは、自国のためにも必要だからで。 ゆえにハンガンがノーベル賞を受賞したという経緯は、ほかならぬ警鐘の意味合いが含まれているということで、複雑なものだ……。 積ん読が減って余裕が出来たら、改めて購入したいと思う。 特に詩のほうは、まだ充分噛み砕けていないというか、堪能できずにいるし。

きなこ@kinako20252026年2月18日読み終わった韓国文学最高一気に読んでしまうのがもったいなくて、毎晩寝る前に少しずつ読んでいたのだけれど、とうとう読み終わってしまった。 斎藤真理子さんの「訳者あとがき」を読むと、よりいっそうハン・ガンの作品を理解することができる。 ハン・ガンの作品は、韓国の負の歴史を描いたものが多いので、読みすすめるには勇気と覚悟がいるのだけれど、それでも心を落ち着かせ安らかにしてくれる作用もあるので、心がざわめいた時に、ハン・ガンの文章を欲する時がある。 この本は小説ではなく、講演内容や詩、植物観察日記等のバラエティに富んだ作品を収録していて、さまざまななハン・ガンを感じることができて嬉しい。 ハン・ガンの作品をこれからもずっとかみしめ味わいながら読んでいきたい。


はるのひ@harunohinouta2026年2月14日読み終わった心に残る一節2026年1冊目の読了。 最後に掲載されている「もっと生き抜いたあとで」という詩を読み、この人は最期の瞬間まで自分が立てた問いと向き合いながら生きていく人なんだなと思った。私も私なりの問いを立てながら生きていきたいと背筋が伸びる。 訳者あとがきを読んで心に残ったハン・ガンの言葉がある。ノーベル文学賞を受賞した後のインタビューでこう話したそうだ。 「私は静かにしていたい。世界には多くの苦痛があり、私たちはもう少し静かにしていなくてはなりません」 国内も世界も暗い気持ちになるニュースが多すぎる今、今年最初にこの本を読みたいと直感的に思ったのは間違ってなかったなと思う。 「光と糸」、なんて良いタイトルなんだろう。 ハン・ガンがどんなふうに書くこと、ひいては生きることと向き合っているかを本人の言葉で知ることができて、やはり本作で名前の上がった小説を(時間はかかると思うけど)今後自分のタイミングで手に取って読みたいと思う。


小萩海@umiyoake2026年2月14日読み終わった冬の夜、読み終えた。 "私たちはなぜ生まれたのか。苦痛と愛はなぜ存在するのか。それは何千年にもわたって文学が投げかけてきて、今も止むことのない問いです。私たちがこの世にしばらくの間滞在することの意味は何なのでしょう? 私たちがこの世にあって最後まで人間でいつづけることは、どれほど難しいのでしょうか? いちばん暗い夜にあっても私たちの本質について問いつづけ、この惑星に宿っている人間たちと生命たちの一人称を根気強く想像し、最後には私たちをつないでくれるのが言語です。その言語を扱う文学には、必然として体温が宿っています。必然として文学を読み、また書くという営みは、生命の破壊という行為の対極に位置しています。"(p.34-35)
はるのひ@harunohinouta2026年2月12日まだ読んでる心に残る一節休憩中に「庭の日記」を六月六日まで読む。メモしたくなるさりげない言葉がたくさん。自分の心が反応する言葉は読むたびに違うのだろうと思う。 今日の私が特に反応した言葉。 「毎日、一瞬一瞬、光は違う」(P.123) 「地上では完全に枯れたように見えても、根が生きていれば蘇るのだと知った」(P.133) それとは別に、ちょっと面白かったことのメモ。 「門を開けて入ってきてまず庭を見たとき、樹木たちが辛そうに感じられた」(P.136)の「辛そうに」を「幸せそうに」と読み間違えてしまった。その次に続く一文が「急に気温が上がったので水が足りていなかったのだ」で読み間違いに気付いた。 ここまでの日記でハン・ガンが丁寧に鏡で光を集めて庭の樹木の世話をする日々を読み進めていたから、当然その庭で生きる樹木は幸せだろうという心理から読み間違えたのかもしれない。 "辛"という字と"幸"という字は正反対の意味だけど文字のつくりは確かに似ていて、ぼんやりしていると前者を後者に読み間違うこともあるのだと、何となく心に留めたいと思った。 ハン・ガンという人は樹木が元気に育つことを願いながら心の中で話しかけたりはしても、自分の言葉が木に届くとは思っていない。そんな距離感にすごく"らしさ"のようなものを感じる。

はるのひ@harunohinouta2026年2月11日読んでるまだ読んでる「北向きの庭」を読みながら、もうずっと思い出すことのなかった、子供の頃に住んでいた、一軒家に引っ越す前の平屋のアパートの玄関付近の木々を思い出した。北向きの、光が当たらないあの感じ。 思い出したから何というわけではないけど、文章を読んで自分の中に眠っていた記憶が視覚的に脳内で再生されるのはやっぱり面白い。 毎日庭の樹木のために光を集めるハン・ガンの姿を想像すると、切実な礼拝のような厳かな感じがした。


鳥澤光@hikari4132026年2月8日読み終わった読む本読んだ本2026東京に(も)雪が降ったことで『すべての、白いものたちの』を読み返したくなり、他の本を読んでいたら夜になって、暗澹たる気持ち(選挙のせい)のまま手に取った黒いほうの本。 「本が出たあと」で時間が止まり、「声(たち)」に静かな勇気をもらう。《この世界であと一日生きる》ことをがんばるための。「北向きの部屋」など家や部屋について書かれたものは大好物。庭の記録がすばらしくてこの本をすすめたい人の顔がいくつも浮かぶ。






長月雨@september_rain2026年2月7日読みたい読み終わったハン・ガン、とても好きだ。 静かで強くて、どこまでも優しい。優しさの裏に、厳しさがぴったりとはりついている。 考える。自分が生きるこの世界の現在と将来のこと。 過去が現在を助けることはできるか? 死者が生者を救うことはできるのか? 正しく真っ直ぐに生きたいと思う。 自分の利益のためだけに、歴史や現実を曲解せず、ただ人として正しい道を選び、死者生者問わず、あらゆるすべての人の尊厳を侵さないこと。人権について考える。
はるのひ@harunohinouta2026年2月4日読んでる心に残る一節前回「光と糸」まで読んだ後の感想に「体の中がとても温かくなっているのを感じる」と書いたけど、その次の「いちばん暗い夜にも」の中にこんな一節があった。 「いちばん暗い夜にあっても私たちの本質について問い続け、この惑星に宿っている人間たちと生命たちの一人称を根気強く想像し、最後には私たちをつないでくれるのが言語です。その言語を扱う文学には、必然として体温が宿っています」 最初に抱いた感想はとても自然というか当然なことだったんだなと思う。 半分まで読み終えた。まだ文中に出てくる小説を読んだことがないのでいつか読まねばという気持ちになりながら。詩もとても良かった。 残りの半分はまた別の日に読みたい気分なので今日はここまで。


hagi@y_hagi2026年1月30日朝の最も意識が澄みわたった状態で前日の続きを書くこと。歩くこと。紅茶を飲むこと。ーーハン・ガンが毎日のルーティンにしていたと書いている。 私も同じです! 朝2時間サイクリングすること。歩くこと。水分補給。


- 舳野@henomohe2026年1月28日読み終わったエッセイと詩。 小説について書いた表題作は「すべてのしろいものたちの」のようなひりひりさがある。エッセイなのだが。 彼女の中にある、創作者の中にある大きな川の中にずぶずぶ入り込んで押し寄せる濁流に飲み込まれながらも流されないで物語をあつめていくそれを追体験するようだった。 庭のエッセイのほうは光に満ち、内部の広い世界ではなく、外の小さな世界、けれど開けた、誰かと共有することもできる、わかってもらえないけれど見てもらうことはできる彼女の小さな世界を見せてもらっている読後感

mikechatoran@mikechatoran2026年1月26日読み終わった海外文学ノーベル文学賞受賞講演を含む、エッセイ、詩、庭の日記、写真で構成された、「ハン・ガンによるハン・ガン」という趣の本。エッセイでは創作や作品にまつわることに触れられていて、「世界はなぜこんなにも暴力的で苦痛に満ちているのか」と「なぜ世界はこれほど美しいのか」という問いから始まり、答えを求めるのではなく、問い続けるために書くという一節に心揺さぶられる。一方で庭の日記では、日々の暮らしの中でも小さな世界の美しさを見ようとする著者の姿が垣間見える。今後ハン・ガンがどんな作品を書いていくのかがますます楽しみ



neko@honyomuneko2026年1月24日読み終わった心の機微を受け止めて、繊細な感情の中にとどまり続ける強さを感じた。論理的・合理的に割り切ることなくずっと向き合い続けるのは想像以上に大変なことだと思う。
nessie@nessieayako2026年1月24日読み終わったちょっとでもぬぼっとしていると、大切なものを素通りしてしまいそうで、何度か、いっては来たりをしながら読み進めた。うつくしい。庭の日記、最後、とても清々しかった。




るり@utatanest2026年1月21日読み終わった体温くらいの温度感の文章だった。他者の生活を読むことは、体温を感じることでもある気がしている。 言葉を通して、ハン・ガンの生活に触れることができる。小説とはまた違う形で。

錦@nsk2026年1月21日ボリュームのある本ではないけれど、講演、詩、日記のすべてにハン・ガンの言葉の良さが詰まっていた。 “つまり二〇一二年の春、「人生を抱擁するまぶしく明るい小説」を書こうと努めていたある日、一度も解けたことのないそれらの疑問に私は再び、自分の内部で出会うことになったのだ。もうずっと前から、私は人間への根源的な信頼をなくしていた。それなのに、どうやったら世界を抱擁することができるだろう? この解けない謎に向き合わない限り先には進めない、ただ書くことによってしかその問いを突き抜けて前進することはできないと、その瞬間に悟った。”


リチ@richi2026年1月19日読み終わったハン・ガンのエッセイ、日記、詩をまとめたもの。作品を書いている時のこと、書き終えた時のことなども入っていて、興味深い。ハン・ガンのこの淡々とした静かなトーンの文章が好きだ。この本に掲載されている写真は実際に本人が撮ったもの。 小さな日当たりのよくない庭の植物に光を当てるために鏡を置いて角度をこまめに変えていく様子が綴られていて、とても印象的であり、私の思うハン・ガンらしさに満ちていた。



miura@musa7202026年1月18日読み終わった「過去が現在を助けることはできるのか?」 「死者が生者を救うことはできるのか?」 『平和と愚かさ』と平行して読んでいたので似たテーマに目がとまりました。 ハンガンさんが庭の木花に光を当てるため20分ごとに庭に出て鏡の角度を調整している光景を想像して嬉しくなります。

はるのひ@harunohinouta2026年1月17日買った読み始めたひとまず最初の「光と糸」を読み終えて、体の中がとても温かくなっているのを感じる。濃密な文章で一気に読んでしまった。誠実な問いに涙が出そうになる。 その小説が気になりつつも、どれから読むべきか分からないまま、重そうなテーマにも尻込みしてなかなか読むきっかけをつかめず今に至ってしまったけど、最初に読むハン・ガン作品がこれでよかったと思える導入部だった。

ekmiico@ek-wine19722026年1月17日読み終わった初めてのハン・ガン。小説は読みたいのだけど、なんだか覚悟がまだなくて。。でもこの本を先に読んで良かった気がする。庭の日記、とても良かった。もう小説も怖がらずに読める気がする。




キタハラカズキ@kitahararirure2026年1月12日読み終わったノーベル賞受賞記念講演、書くことについて、詩と庭の記録。 一つ一つの言葉が、刻むよう。 それを希望と呼んでいいなら 希望はある (P90)
- 水の月@25soda2026年1月12日読み終わったきっかけ本屋で手に取ったときの質感。 手に吸いつくような手触りで、家に連れて帰ってしまった。 装丁が佐々木暁さん。 「すべての、白いものたちの」で初めて本の装丁に注目したが、それも佐々木暁さん、とのことで、今後も注目したい。




にゃんたろ@nuan_ta2026年1月12日読み終わった優しい文章と力強い文章が両立していて、惹き込まれる。作者の長編を読んだことがないから「別れを告げない」を追加で手に取ってみた。きっと壮絶な体験をすると思う。文章を通じて作者の問いを痛烈に感じてしまう気がする。実際に胸を鷲掴みされるような、電流を流されているような、そんな力がこの人の文章にある。

JUMPEI AMANO@Amanong22026年1月12日読み終わった@ 電車詩も日記も美しい。切れば血の出るあたたかさ。言葉をこれからも大切に使っていこうと思った。言葉でつながることをあきらめそうになったら、またこの本を開きたい。









森々@mori_hkz2026年1月10日読み終わったちょうど「別れを告げない」を読んだ直後だったので書かれるまでとその後が知れてとても良かった。 「過去が現在を助けることができるか?」「死者が生者を救うことができるか?」 この問いは、文学で過去や死者を掬い上げる事で現在に活かすことができる、また過去や死者を忘れないという覚悟なのかなと思った。文学は平和に繋がる力があるのだと、著者の別の本を読んでも感じるところがある。 やわらかい北向きの日差しと植物ののびのびした生命力が心地の良い本だった。



由希@yukiusagi2026年1月10日読み終わったノーベル文学賞の授賞スピーチ、詩やエッセイなども魅力的ですが、ハン・ガンさん自身が写した写真も印象的でした。表紙に使われている写真も、家の庭を撮影したものです。 K文学に、ガンさんの作品に出会ってから、ずっと大切にしたいと思える本が増え続けています。
JUMPEI AMANO@Amanong22026年1月10日読み始めた@ 電車〈必然として文学を読み、また書くという営みは、生命の破壊という行為の対極に位置しています。〉(35頁) 「本が出たあと」まで読んだ。Studio04で開催中カロクリサイクル展覧会「歴史の蟹・戦後80年を歩く」の行き帰りに。 文が美しすぎる。読み終えたくない。でも読まされてしまう。 祈りのような言葉たち。 今この世界で、この言葉たちが目の前にさし出されていることの意味を考えたい。 〈私たちはつながっている。つながっていますように、どうか。〉(24頁)









まーぷる@marple2026年1月8日読み終わった新年1冊目に読めて良かった。エッセイでありながらハン・ガンさんの思想が濃縮されていて、これまでの著作が生まれるまでの過程も垣間見られる。お庭の日記が優しくて、ハン・ガンさんのお人柄も伝わってきて穏やかな気持ちになれた。私も春になったら庭を作ろう。






はるのひ@harunohinouta2026年1月8日気になる読みたい去年から気になってる本。今こそ読みたい気がする。 新年だし明るい気持ちでいたいけど、スマホを開けば国内も海外も絶望的に暗いニュースが多くて、着実に心が削られてる日々。自分のことだけでも最近ささいなことで落ち込んだりなかなか気持ちが晴れない日が多いのに… 読書に逃げるわけじゃないけど、やっぱり弱った心に活力を与えて回復させてくれるのは芯のある言葉だと思うから。今年は去年より本を読む時間を多く持てるといいな。



sun@book32026年1月7日読み終わった綺麗な装丁だなと思っていたら、作者の家の北向きにある庭の写真だった。 鏡で反射させて北向きの庭にある植物に光を当てている写真。韓国では昔から取り入れられていた方法だとか。 愛ってどこにあるのかな? とくとく鳴ってる私の胸のなかだよね。 愛って何なのかな? 私たちの胸と胸をつないでくれる金の糸だよね。





nekomurice@nekomurice1232026年1月5日読み終わった★★★★★読み終えるのが惜しくて好きな箇所は何度も反復して文章を噛み締めた。特に「いちばん暗い夜にも」が好き。ガーデンニング日記は文章で森林浴しているみたいな気持ちになった。鏡を使って北側の庭に光を当てるということは目から鱗。








葉@leaf_litter2026年1月4日買った夜の本屋にて購入、関係ないけど夜の本屋さんはみんな孤独そうで落ち着く。 装丁がとにかく良い、内容云々よりも手に取ってみてあまりにも手触りが良かったので購入。ゆっくり読みたい。



keikos24@keikos242026年1月3日買った読み終わったまた読みたい読書日記2026年1冊め。 ハン・ガン作家のエッセイと詩が収録された『光と糸』。 K-Bookフェスティバルで発売が12月19日と知り、楽しみにしていた。 私がハン・ガン作家に惹かれるのは、人間の暴力的な部分をたくさん見たり知ったりしたのに、その中から希望を見つけようとする姿勢。なんとか希望を見い出そうともがく姿勢。ひとりで散歩するのを好むところ。植物が好きなところ。話し方がとても静かなところ。20年前に買ったコートを今でも着ているところ。何よりも文章を通じての表現力。 人間に落胆するけど、それでも人間に希望を見つけようとする。2025年の私はそんな感じで辛かった。希望を見つけたくてもがいた一年。 今年は、希望をカタチにする一年にしよう。 この本の中には、ノーベル文学賞を受賞した際のスピーチも収録されている。何度も読み返そうと思う。そして、ハン・ガン作家が撮った写真が掲載されているのも最高。使われている紙がザラザラしていて、その手触りも好き。 本を読むって目と脳みそだけじゃなくて、触感や香りまで感じるフィジカルな営みだな。そんなことを思えた本です




- 舳野@henomohe2026年1月3日タイトルは8歳の著者の詩集から。 愛はどこにあるのか、とくとくなる心臓の音、心臓と心臓をつなぐ金色に光る糸 死者が生者を救う話は画かれるが、生者が死者を救う話はたしかにSFなどでもないかぎりそれをテーマにした作品は少ない。 少年がくるは前者で別れを告げないは後者だ。 本当はお正月休みは部屋に閉じこもって本を読むつもりでこれだけもってきたのに無理でした





yayano@yaya72026年1月3日読み終わった創作のため、常に自問自答するための問いを立てていたというが、それよりもずっと昔の少女が愛についての詩を残していたということと、その問いは少女の詩に帰結するという気付きがいまのハン・ガンを作り上げたという。その気付きと庭仕事はどこか生命の営みとしてつながるように思う。美しい本だった。






ぴー太@ystit2026年1月3日読み終わった"いちばん暗い夜にあっても私たちの本質について問いつづけ、この惑星に宿っている人間たちと生命たちの一人称を根気強く想像し、最後に私たちを繋いでくれるのが言語です。" 私は私の立場に立ったまま、相手の感情を理解しようとする、共感するという安全な立場に留まるのではなく、一人称として、一瞬でも立ち替わろうとする覚悟が伝わる。 他者の内面ではなく、他者の目になって世界をみようとしている。 いい陽射しで、空はとても青い。






笹@sasa_sasakko2026年1月3日読み終わった新年にふさわしい読書体験。 「門をくぐると、ライラックの香りがいっぱいに満ちている。」小説の始まりか終わりのような文章だなー。読んでよかったです。



めめ@meme_2025122026年1月1日買った読み終わった@ 自宅小説未読、装丁が好きな感じで手に取った。初詣の後、実家のリビングに転がりながら一気読み。静かで淡々としてる。訳者あとがきが充実。他国の事件だから詩的に思えるけど、自国の歴史的トラウマを取り扱っていたら、こんなふうに静かな気持ちで読むことできない気がする。帯の文が好き。ノーベル賞受賞作も読んでみようと思う。
黒豆@kuromame-12302025年12月30日買った読み終わった絶対読みたいと思って発売を待ちわびていた 出先の小さな書店で見つけて、光が差すようだった カバーは手に吸いつくような柔らかさで、ページは質感を感じるようなざらっとした手触りで、すごくいい本だなと思った 「光と糸」はなんというか、ものすごく感動した 共感するものが少なからずあったし、表現をする人への称賛の気持ちがものすごくある 庭のお話もすごくよかった こんな風に生きられるものかと こんな風に生きたいものだなと思う



にれ@elm_56562025年12月29日読み終わった大前粟生さんのnoteで紹介されていたことがきっかけで購入。 https://note.com/aomaewaon/n/n8caa6a148dee 表現することが生活に溶け込んでいて、そこから生み出された文章が心地よく、また苦しくもあった。 小説は未読なので、これから読んでいきたいと思った。 月並みな感想しか残せないのが、もどかしい。



K@readskei2025年12月29日読み終わった3日以内に革命が起きなければ、我が今年のベスト本は『別れを告げない』になる。『光と糸』は、書いている間の痛み、書き上げたときの痛みも含めて、ハン・ガン著作の背景が詩的に差し出されるとっておき蜜酒のようなエッセイ。 後半は五感冴えわたる庭の観察記録。「そっと、静かに」光を補給できる。 うつくしい本を得た満足感はあるが、散文詩「コートと私」は、今年もコートの毛玉を切らない言い訳としたい。









にょ🌱@52hz_whale2025年12月28日気になるこれもお友だちの家で見せて貰って、元々気になっていたところに装丁があまりにも素晴らしくて実体の本が欲しくなった…電子ではなく とにかく黒の紙がすごい。黒のバリエーション。光を吸収する濃いマットな黒から少しツルッとした黒。そこに銀インク。すき。




m@kyri2025年12月27日読み始めた読み終わった@ 自宅本当に丸呑みするように本を読むのでハン・ガンの本はもっとじっくりゆっくり噛んで読むべきなのにな…と思いつつもやっぱり丸呑みするように読んでしまった ハン・ガンの人間と生命と愛への深い祈りが一冊の本の形になったのだなと思った ノーベル賞受賞時の講演はwebでも読んでいたけど、こうして本になって自分の手元に置いておけるのはとてもうれしい 年の瀬にハン・ガンの静謐な祈りに触れられてよかった 表紙カバーの手触りがてろてろしていてそれも良い




okabe@m_okabe2025年12月27日読み終わったエッセイは著者がどれだけ魂を削りながら作品を書いているかがわかる。詩は小説と通ずる部分がありながらも少し軽やか。日記は自然に対する愛情が伝わってくる。 斎藤真理子による訳者あとがきが充実しているのも嬉しい。ハン・ガン作品の特徴を「人間性の陽溜まりと血溜まりと」と表現しているのが印象深い。



zelkova@zelkova2025年12月25日買ったノーベル文学賞受賞者は受賞したことで名前を知った人ばかりで、受賞前から作品を読んでいたのはハン・ガンが初めてだったかもしれない(…と思って調べてみてカズオ・イシグロもいたことを思い出したけど)。そんなハン・ガンの受賞後初の作品なので、読むのが楽しみ。読みかけの本があるし(これもハン・ガンに関するもの)、ゆっくり読みたいから冬休みになってから読もう。

Lusna@Estrella2025年12月23日読み終わった人間性の陽溜りと血溜まりと。ノーベル賞受賞講演は新たに訳し直されている。幼い頃に書いた詩、「別れを告げない」を書いた7年の日々。コロナ禍に家でガーデニングした日々の記録と写真。 「過去が現在を助けることはできるか? 死者が生者を救うことはできるのか?」 その問いの日々の記録。









TOMOCK@To_mock2025年12月19日買った本を買ったり読んでいなかった訳ではないのだけれど、記録をつけるのは久しぶり。 ハン・ガンさんの「光と糸」。お金がなくてもこれという本だけは出し惜しみ出来ない。する事すら頭に浮かばない。 しっとりとしたカバーに、黒くて艶のある真っ黒の目次、ザラ紙の本文。巻末にも白い、片側だけ艶のある紙が挟まっている。 同じ河出書房新社から「すべての、白いものたちの」という本が出ているけど、その時の装丁も一つの作品となっていた。 斎藤真理子さん訳のハン・ガンさんの本の言葉ひとつひとつを手で触れて形を確かめるようにしながらゆっくりと読んでいます。 ハン・ガンさんが愛について考える文章は、陳腐さはまるでなく、深く深く、暗い井戸の奥底から汲み取るようなそんなイメージ。






































































































































































































































