数奇 "はくしむるち" 2026年5月12日

数奇
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@suuqi
2026年5月12日
はくしむるち
はくしむるち
豊永浩平
デビュー作『月ぬ走いや、馬ぬ走い』が素晴らしかったので新作を楽しみにしていたのだけれど、この作品は正直ハマらなかった……。過去の戦時中の沖縄と、現代の沖縄の若者たちと二つの時間軸が交差しながら脈々と続く歴史を描く手法は前作と全く一緒で、登場人物の数を絞り込むことでよりテーマを深めようとしてはいるものの、群像劇としての構成の巧みさが光った前作の方が良かったと感じてしまう。終盤にやっとカタルシスがあるもののそれまでは読んでいてずっとしんどく、大量のサブカル作品の引用も出したいだけという感じがする。 この作者ならではの魅力はあるので、今後に期待……。
はくしむるち
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