Biko
@biko_250512
2026年5月11日
ぼくのメジャースプーン
辻村深月
読み終わった
とてもよかった。グロテスクな事件に巻き込まれて心を閉じ、言葉を失った少女と、彼女を救おうともがき続ける少年。少年は、言葉で人を一度だけ縛ることができる特殊能力を持つ。事件の後、物語の中盤は少年と「先生」との哲学的な対話が続く不思議な展開なのだが、罪と罰とは?、大切な人を思い、救うこととは?いつのまにか自分も元気になって少年と一緒に考え始める。そして、少年が対話と自問を通じ考えに考え抜いた"命をかけた戦い"へ。想像を超える展開。心をゆさぶられる。いい作家に出会えた喜び。
