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Biko
@biko_250512
  • 2026年1月8日
    アフター・ユー
    主人公の男性と長年いっしょに暮らした恋人が、突然知らない男と船で遭難してしまう。その足跡を男の妻と2人でたどる不思議な物語。想像を超える過去の真実が少しずつ明らかになっていくのだけど、そういうことってきっとあり得るよなと感じたり、一番近い人のことを全く知らなかったとしても、それもまた人間だよなと思えたり。でも最後に辿り着いたのは、大切な人を思う気持ち、深い深い愛情。そしてそれはきちんと伝えて確かめあわないと、あっという間に消える儚いものだということ。当たり前の日常の幸せは当たり前ではないということ。まだこの物語を100%体に沁み渡らせてない感じがある。これから何度も読み返すたびに新たなシミジミを味わうことができるのが楽しみで仕方がない。本はいいな。
  • 2026年1月2日
    介護未満の父に起きたこと
    母のことを思いながら読んだ。老いゆく親にどう向き合うか。ビジネス書のようにテクニカルな指南書でありつつ、時に父娘の愛情と葛藤が赤裸々に噴き出す。そこがいい。自分もがんばってみようと背中を押された。
  • 2025年12月26日
    イン・ザ・メガチャーチ
    この本を読みながら、3、4冊他の本に浮気をしてしまった。中年男性の久保田慶彦だけは、ハッとする瞬間があった。あなたには女性たちのように、ただお茶をしておしゃべりをするだけの友だちがいますか?とか、過去の「してこなかったこと」が未来を規定するとか。ただ、社会問題の現実をルポのようにそのまま描いてるように感じられ、小説の物語の世界にいざなわれなかったこと、登場人物たちに共感しづらかった感覚が常にあった。比較的最近読んだ『桐島、、、』や『生殖器』を大袈裟に言えばむさぼるのように読んだのに。もちろん相性もあるけど、映画も音楽も、どんな巨匠でも傑作もあればそうでないものもある不思議。
  • 2025年12月21日
    ババヤガの夜
    出だしから夢中になって聴いてしまった。おもしろい、これに尽きる。暴力とアクションのスペシャリストなのか、日常生活では決して見たり体験することのない容赦のない痛みやテクニカルな表現に、時に顔を歪め、時に笑ってしまいながら、まるで映画のように展開に惹き込まれる。ヤクザの娘の用心棒となってしまった新道依子もいい。ただ、逃避行の後の時間の飛び方が急に加速してしまって、もう少し味わいたかったのも正直なところ。とは言え、あっという間の楽しい時間だった。
  • 2025年12月13日
    おやすみなさい、小羊ちゃん:
    おやすみなさい、小羊ちゃん:
    オーディブルの短編。おかした罪のため色欲のしるしを罰として背負い、誰とでも寝る女の話。なかなかおもしろい。いつか長編になるのをのんびりと待ちたい。
  • 2025年12月13日
    光のとこにいてね
    うーん、ずっと良かったのだけど、、、。傷を負うひとりぼっちの少女2人が偶然出会い、互いだけを思い、支えられながら大人へと成長していく。のだが、だんだんそれが強すぎる印象を持ち始め、ついにはそれぞれの家族に対する言葉や態度にちょっとついていけないかなあーと正直思ってしまった。特に子どもに対してそれはちょっとないなと。
  • 2025年12月3日
    パラソルでパラシュート
    ちょっと愛おしくてとても楽しい時間が終わってしまった。一穂ミチ、やはりいい!美雨はもちろん、享も弓彦も、他の人たちも少しずつ変わってるけど共感して好きになってしまう。丁寧に丁寧に繊細に人を描いてくれてるのが伝わってくる。そんな愛すべき人たちが絶妙な距離感で絡み合い、変わっていったり変わらなかったりする日常を、なんだか一緒に生きてる感じがした。オーディブルだけど東海林亜祐という人のナレーションが心地よかった。そうそう、最後は再生速度を1倍にしてしまった。いつもは1.2倍以上。こんなこともあるんだ。 もうひとつ、お笑い芸人という人種の素を見た。繊細で、真摯で、凄みと脆さと優しさと。
  • 2025年11月21日
    金環日蝕
    金環日蝕
    人物のキャラクター設定やストーリー展開、表現が若い、という印象。いまひとつのめり込めなかった。残念。オーディブルのナレーションの好みの問題も多少あるのかもしれないが。
  • 2025年11月16日
    桐島、部活やめるってよ
    1ページ目からぐいぐい引き込まれる。素敵だ。2章「小泉風助」まで一気に読む。くー、たまんねえ。朝井リョウはバレー部だったのか?調べるとそうだった。そうだろう。経験者にしか書けない、張り詰めた緊張感がビシビシ伝わってくる。いいぞ。 2日目で読了。早く読みたい、でも、終わりたくない。そんな気持ちで本とオーディブルのハイブリッド読書。だんだんオーディオではもったいなくなる。東海道線で美しい海辺の風景を眺めながらこの世界に没頭する幸せ。ええなあ。最後、なぜ過去の話で終わるのかちょっと不思議だった。でもそれすら良し。次に読むのが楽しみになるじゃないか。
  • 2025年11月3日
    サンショウウオの四十九日
    すごい作品。時にグロテスクなとも思える表現もある、「特殊」な姉妹の物語なのになぜ惹かれてしまうのだろう。オーディブルでは100%消化しきれなかった気がする。もう一度じっくり読んで噛み締めたい。 きっかけは書店で手にして読んだこと。こういう出会いってとても気持ちがいいし幸せなこと。書籍で読もう。
  • 2025年11月2日
    羊をめぐる冒険(上)
    うーん。数十年ぶりに読んだけど正直ついていけなかった。雰囲気のあることを言ってるようでひたすら言葉遊びをしてるような。理屈っぽさも鼻についた。主人公に共感するのは難しかった。『ダンス、ダンス・ダンス』とここまで印象が違うのはなぜだろう。もう10年したら「下」を読んでみるか。また違う印象を持つのかもしれない。それもまたおもしろいところ。
  • 2025年10月29日
    ダンス・ダンス・ダンス(下)
    あー楽しかった。手に取ったのは20年ぶりか。「遠い太鼓」を読んでいたらこの本を書いてる話が出てきたので久しぶりに読みたくなった。キャンプでお酒飲みながら本の世界に浸れる幸せ。村上作品もこの頃はこんなにスイスイ、グイグイ引き込まれていたんだなと懐かしい気もした。素直に物語に没頭できた。「遠い太鼓」に書かれていたことがチラホラ出ていたのも楽しめた。ハワイの話とか。
  • 2025年10月28日
    ダンス・ダンス・ダンス(上)
  • 2025年10月26日
    遠い太鼓
    遠い太鼓
    ロングライドで疲れた時に気楽に聞きたい本をと選んだら思わぬ心地よさ。イタリアとギリシャの旅行記+滞在記+エッセイという感じで。村上春樹ならではの時に辛辣なユーモアを交えた人間観察や異文化の考察に吹き出してしまうことも。人っていいよな、人生って悪くないよなって思える。世界は広く、いろんな人がいておかしくも悲しくも、時に怒りながら笑いながら幸せを感じながら暮らしてぶつかり合って、生きている。
  • 2025年10月19日
    泳ぐのに、安全でも適切でもありません
    性懲りもなく江國香織を読む。短編集。とてもよかった。 「うんとお腹をすかせてきてね」 「うしなう」 「十日間の死」 「愛しいひとが、もうすぐここにやってくる」 がお気に入り。それぞれの短編は短いのに、もっと長く深い人々の人生が絡み合う物語があって、自分の中でもそれが続いている感覚に襲われる。 今回はハードカバー。オーディブルとはやはり感覚が変わるのかもしれない。
  • 2025年10月10日
    神様のボート
    神様のボート
    オーディブルで聴く時は1.2倍速から始めて、イマイチかもと思ったら1.5倍に、さらには1.7倍になっていくのだが。最後は1.7倍だった。残念ながら。いやこれ色々感じいいこと言って気持ちよくなってるけど子どもを引きずり回してるだけでしょ、というのがどうしても拭えなかった。最後までどこかで期待してなのか、ある程度読むと途中離脱できないのが悪いくせ。
  • 2025年10月2日
    つめたいよるに
    シンプル。ちょっと物足りない。
  • 2025年10月1日
    はだかんぼうたち(1)
    なんて愛おしい人たち。どこにでもいそうな人々のいつでも起こりそうな日常の些細な出来事と心のさざめき。とても切なくて、泣きたくなったり、笑えたりする。その表現が実に心地いいのだ。 「自転車にまたがる。昔から、"女の子乗り"より男の子乗り"の方が好きなのだった。」 「オートロックの扉を抜けておもてにでると、風がひんやりしていた。ひさしぶりだ、と鯖崎は思う。こういう空気はすごくひさしぶりだ。」 何気ない表現なのに、だからこそよけいに気持ちが静かに深く刺さってくる。 2〜3ページごとに、話の主役が次々に変わるテンポがまた良い。それぞれの人にまつわる出来事が同時進行で起きて、影響しあって、物語が転がっていく感じ。リアルだ。 かつていいと思った本を久しぶりに読むのはとても楽しかった。少し感じ方が変わるのも良かった。
  • 2025年9月23日
    ヨモツイクサ
    ヨモツイクサ
    息子に勧められて読んでみる。急かされるように2日で読み切る。まさかのラストの展開は予想がつかなかった。映画のようなエンターテイメントホラーでおもしろく読ませるのだけど、活字だとちょっとやりすぎ感も。アサヒとの戦いくらいに留めた方がリアリティがあって自分の好みかなとは感じた。でもこういう世界とたまには良いよね、と息子に報告しよう。
  • 2025年9月15日
    月の満ち欠け
    月の満ち欠け
    たまたま知って聴き始めたら最後までとてもおもしろかった。生まれ変わりの話なのだけどそのことはしばらく分からず、ミステリーのように話が進む。単に生まれ変わりだけではない、それぞれの瑠璃をめぐるエピソードがよく、それが複雑に重なり合っていく。特に学生時代の三角と瑠璃の出会いはなんだか懐かしい感覚もあり、そこから惹きつけられたような気がする。最後はちょっと誰がどの瑠璃だっけって分からなくなるところもあった笑。
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