ぼくのメジャースプーン
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- 瑞希@mizuki-012026年4月7日読み終わった再読。 こんなに頭が良い小学生がいるだろうかと思いながら、こんなにも友達のことを大切に思い、物事を深く考えることのできる子どもはすごいなと。 起こる事件が恐ろしいのに加えて、言葉がもつ力、与える力も恐ろしいんだと。 特別な力がなくたって、言葉は呪いになることがある。 そして、相手が何を考えてどう行動するか、ひたすら考える。想像する。 正解のない問題をひたすら考える。 罪と罰について、どう考えるべきなのか。 犯した罪に対する罰とは、何が相応しいのか。どの程度の罰を受けるべきなのか。 これもまた、正解のない問題。 私の頭では完全に理解できていないけれど、問いをくれる小説。


りら@AnneLilas2026年3月18日読み終わった聴き終わった本の中の本@ 自宅第60回日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門候補作。 辻村深月作品はこれで4作目。 秋山先生と「ぼく」の倫理問答めいた会話がほとんどを占めていて、それがまどろっこしく長さも相まってやや退屈しながら聴いた。ここからいよいよ、というところで体調不良で数日中断してしまったので余計に興が削がれてしまった。 同じくらいの子を育てているけれど、たとえ小4でもこれくらいクレバーな子もいるとは思う。 ただ、たとえいかに賢くともこの年齢の子供に大役を任せてしまう先生の判断力に落ち度があるのでは。能力持ち故の驕りなのかもしれないけれど。 この作品は推理作家協会賞の候補作で、この年の受賞作は桜庭一樹『赤朽葉家の伝説』。選評が興味深い。そもそも辻村作品の中でもこの作品がこの賞の候補作に挙がったのがいささか訝しく感じられる。 http://www.mystery.or.jp/prize/detail/10602 作中ふみちゃんの愛読書として登場するのは、ポプラ社の「おひめさま」シリーズ(まだらめ三保・作、国井節・絵)。 オーディブル2.3倍速。- つちのこ@mt_42026年3月13日読み終わった辻村ワールドすごろくの順番で読んでるんだけど、この順番大事ですね〜〜 『子どもたちは夜と遊ぶ』の後に読んでよかった〜〜〜〜 ふみちゃんもだけど、「ぼく」が賢すぎる。びっくりする。 「さじ加減というのは、大事なんですよ。注意深くやらなければ、用意した材料もかけた手間も全てが台無しです」


いぬを@_____on7222026年3月1日読み終わった借りてきた「正義とは何か」「罰は誰が決めるのか」を問いかける物語だと思います。 世の中は誰かに「〜した」「〜された」で成り立っていて、悪いことを「した」人は「加害者」、「された」人は「被害者」となる。 「被害者」の方が立場上強いが、手を出すと「加害者」と同じレベルになってしまう。 こと復讐においては、このあたりがネックとなる。 しかし、感情には抗えないのが人間。 「被害者」がただ黙って忘れようとすることは難しく、罰を与えたくなる人がほとんどではなかろうか。 倫理と感情のアンバランスな性質を持つ人間が上手く描かれた作品でした。 また、「愛」についても。 人間は自分のためにしか泣くことができない。 他人に同情して泣くことができない。 (大切な人が傷ついても、それは自分のせいで結果起こってしまった、自分の責任に耐えられないから泣いているんだ。) しかし、これが「愛」なのだと。 他人に起きた事象で自分に嫌な気持ちが生じるのは、自分と他人が結びついている証拠なのだ。 他人のために泣くとはこういうことなのだなぁと思いました。









ひみーり@himiiri2026年2月27日読み終わった@ 自宅Audible 命の押し問答、命の量り売りする物語だと思いました、後犯人が何を言うか少しはさせてもいいのではないかと思ったが、あの場でガム噛んでいる辺り何を喋らせても無駄だと悟ったのだろうか。


もつ@motu2026年1月26日読み終わったもっと早くに読んでおけばよかったと読了後に素直にずっと引きずっていて、読み終わったのが先月末なのに感想もなかなか上手く出てこなかった。 自己愛と他者愛の境界線上の紙一重すらも愛と定義して優しく肯定してくれる秋先生に救われるような思いもしたし、それと同時にやはり自分のためにしか涙を流せないというのもどこかで真実で、私はずっと自分のために他者を思って泣いてきたのだと思う。他の人の感想を拝読して完全に読む順番を間違えたと見えるが、ここから読み始めても十分に満足して楽しめる作品だった。 愛という言葉に定義上の難儀を感じた時に立ち返って読み返したい名作だと思う。愛蔵版欲しくなってしまった。
- 本@vvn01232026年1月20日読み終わった「自分のエゴで、自分の都合で、時に結びつき、時に離れ、互いを必要とする気持ちに名前を与えてごまかしながら、僕たち人間は発展してきた。ずっとそれが繰り返されてきた。


i@rk_rj2025年12月2日読み終わった子どもたちは夜と遊ぶを読み終えたのなら… やっぱり次はこれでしょう。 どうして泣くの?正しいことしてるのに。 なんで大好きなのかと問われると答えるのが本当に難しい、それぐらい大好き作品。 秋先生の名言は言わずもがな、ですね。 ぼくのメジャースプーンを読み終えたなら… 次はあの作品でしょう。


ちーさん。@dokushumi122025年11月5日読み終わった再読中心に残る一節『だけど、お母さんが言う「大人」ってつまりはそういうことなんだろうか。そうやって、笑って許すことなんだろうか。』 「人間って、絶対に他人のために泣いたりできないんだって。誰かが死んで、それで悲しくなって泣いてても、それは結局、その人がいなくなっちゃった自分のことがかわいそうで泣いてるんだって。自分のためにしか涙がでないんだって、そう書いてあった」 『器物損壊で捕まった、市川雄太が壊したもの。 うさぎの身体とその命。 ふみちゃんの心。』 『器物損壊と、動物愛護法違反。市川雄太が奪った命は人じゃない。人殺しじゃないから、刑務所に入らないで済む。うさぎの鳴き声ぐらいじゃ、どこにも届かない。』 「復讐なんていうものは、結局は心を満たしてはくれない。それでも考えられるだけ一番ひどい復讐をしようと思った時には、結局は長い時間かけて相手にできるだけ苦痛を与え、最後は殺すというやり方が一番いい。」 「彼によれば、どうしようもなく最低な犯人に馬鹿にされたという事実は、自分のために一生懸命になった人間がいること、自分がそれぐらい誰かにとってのかけがえのない存在であることを思い出すことでしか消せないんだそうです。」


ちーさん。@dokushumi122025年11月5日読み終わった心に残る一節「馬鹿ですね。責任を感じるから、自分のためにその人間が必要だから、その人が悲しいことが嫌だから。そうやって『自分のため』の気持ちで結びつき、相手に執着する。その気持ちを、人はそれでも愛と呼ぶんです」 「自分のエゴで、自分の都合で、時に結びつき、時に離れ、互いを必要とする気持ちに名前をつけてごまかしながら、僕たち人間は発展してきた。ーーーそれを愛と呼んで何がいけないんですか」 辻村さんの作品って愛をテーマにした作品が多いからこそ、心に刺さる部分がおおくて、スポットライトみたいな光を当てられた希望が、とても美しい物に思える。 私の心を救いあげて、照らしてくれる光。




ちーさん。@dokushumi122025年11月4日読み始めたこの世で一番大好きな本。 秋先生とぼくと、ふみちゃんに会えるこの1冊がとても大好き。 苦しくて悲しい世界の中に、一筋の希望が差し込んでくる救いのようなこの小説が1等美しい。

文音こずむ@ayanekozumu2025年7月31日読み終わった正義について深く考えたい時にはこの本を手に取るようになった。この本は2度目ましてだけど1回目では気づかなかった点にも気づくようになって、宝物の言葉が増えていく感覚 これはちょっと長めかもしれないけど、人におすすめしたい本なんだよな。頑張って読んで欲しい。そして私と語ってほしい

はれのき・ちゅうた@harenokichuta2025年7月29日読み終わった言葉の力を目の当たりにした本だった。 言葉は救いもすれば、呪いもする。 これは小説の中の話だけど、現実にだってこの本の中に出てくるような言葉の力は存在するだろう。 「こどもたちは夜に遊ぶ」に出てきたあのシーンは、そういうことか~ってなって、読み返したくなった。 どちらを先に読んでも面白いに違いないけれど、物語を覚えているうちに読むのがおすすめです。

猫@mao10122025年7月25日再読。ふみちゃんと救おうと自分の能力と向き合おうとする姿勢が胸に響く。秋先生がやっぱり自分は凄く好きです。自分の大切な人が、もしも心も身体もボロボロになってしまったら、と考えるといたたまれない。自己と加害者との向き合い方、罪と罰について、考えさせられる作品。




ゆいちゃん@yui__arm2025年7月7日読み終わった感想電車の中で読むんじゃなかった。 涙腺崩壊。 大切なふみちゃんのために、ぼくはできることをする。復讐とはなにか、を強く考えさせる1冊。 このあとぜひ「名前探しの放課後」を読んでくださいね…


りぎー@riggyszn2025年5月24日読み終わったふと思い出した同級生のふみちゃんにおきた残酷な出来事からぼくが立ち直らせるために寄り添う話。途中までかなり読んでて辛かったが最後まで読んでよかった。

🍻@far_away_2025年3月13日読み終わった悪意に立ち向かった時点で被害者というポジションから降りることになるのなら、悪意は向けられた者負けじゃないか!という悔しい気持ちに主人公が立ち向かう姿に、悪意と戦うには信頼できる仲間が必要だと感じた

猫@mao10122025年3月5日かつて読んだ子供たちは夜と遊ぶにも登場した人物達が出てくると聞いて読んでみた。 内容は哲学的な箇所が多く、己の正しさを読者に問いかけられているような感覚がした。主人公が考える、自分なりの正しさと真っ直ぐに向き合って、挑戦していく姿が心に響いた。自分だったら、そんなことが出来るだろうか。 ぼくとふみちゃんの物語を通じて、性善とは何か、覚悟とは何かを読者に問いかけられているような感覚になった。- ヨシユキ@yoshiyuki_38382020年5月26日読み終わった小学校のうさぎが惨殺され、それを目の当たりにした「ふみちゃん」はそれからこころを閉ざし、魂が抜けたように、目の焦点も合わず、口も聞けなくなってしまう。 「ぼく」は自分の持つ「条件ゲーム提示能力」(AをしなければBが起こる)を使って犯人に復讐をしようとする。 その犯人と対談するまでに、同じ力を使える秋先生の元に能力のことや、罪や罰、復讐とはなんなのかなどの話をしながら、犯人にどんな条件を提示するかを、葛藤しながら、決めていく。 子供たちは夜と遊ぶ、名前探しの放課後とリンクしていて、子供たち→スプーン→放課後の順で読んだ方がいい。
おみ@__and_3__1900年1月1日かつて読んだまた読みたい高校生のとき、当時慕っていた大人からプレゼントされた本。はじめての辻村深月作品。 あの時から何度も読み返しているけれど、歳を重ねる度に、先生の言葉やぼくの賢さに気づかされることが増えている気がする。 「そうやって、『自分のため』の気持ちで結びつき、相手に執着する。その気持ちを、人はそれでも愛と呼ぶんです。」


































































