
記憶の本棚
@kioku-no-hondana
2026年5月12日
ツバキ文具店
小川糸
読み終わった
よく考えると、自分で自分の姿は見えないのだ。手や爪先は簡単に見えるけれど、背中もおしりも、鏡に映さないと見えない。いつだって、自分よりも周りの人の方がたくさん私を見ている。だから、自分はこうだと思っていても、もしかしたら他人は、もっと別の私を見出しているのかもしれない。 p288
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終始、物語の空気感がおしゃれで、読んでいてすごく心地よかった。
自分の心の中を言葉にすることって、さらには文にして、その意のままに相手に伝えることって、本当に難しいことなんだなと、改めて思った。
でもそれが叶った時、次なる世界に一歩踏み出せたり、くすぶっていた気持ちがふわぁっと軽く弾みだしたりする。
そのお手伝いを、主人公は代書屋という形でしているけれども、代書屋に限らず、みんな何かしらの違った形で、ちょっとしたヒントや手助けを他人に与えたりしているよなぁと思う。そうやって、少しずつ支え合って、少しずつ成長していける人生であったら、幸せだなぁと思った。
お気に入りの作品が増えました🧸✒️ 𓂃𓈒𓐍︎



