たにこ "差別はたいてい悪意のない人が..." 2026年5月12日

たにこ
たにこ
@chico75_11427
2026年5月12日
差別はたいてい悪意のない人がする
自分は差別していない、差別されている。そう思うことは正直今まで何度かあった。立場が違えば差別する側に回ることなんて簡単なのに、それに見ないふりをしていたことを気付かされる一冊でした。 差別しない努力を身につけることが大切だと気づけて、この本から学べたことを心に刻んでおかなければいけないなと思いました。 ・みんながそれぞれの苦しみをかかえて生きていると考えなければならない。不平等な構造の中では、それぞれの人に与えられる機会と権利が異なるため、それぞれが異なる苦しみをかかえて生きている。(中略)「あなたと私を苦しめる、この不平等について話しあおう」という共通のテーマについて語るべきなのである。(P36) ・固定観念は一種の錯覚だが、その影響力は相当強い。いったん心の中に入ってしまうと、ある種のバグのように情報処理を攪乱する。人々は、自分の固定観念に合致する事実にだけ注目し、そのような事実をより記憶し、結果的に、ますます固定観念を強固にしていくサイクルが作られる。一方で、固定観念に合致しない事実にはあまり注意を払わない。(P52) ・差別は私たちが思うよりも平凡で日常的なものである。固定観念を持つことも、他の集団に敵愾心を持つことも、きわめて容易なことだ。だれかを差別しない可能性なんて、実はほとんど存在しない。(P65) ・私たちの考えは、みずからの視野に制約される。抑圧された人は、体系的に作動する社会構造を見ることができず、自分の不幸を一時的、あるいは得然の結果だと認識する。そのため、差別と闘うよりは「仕方ない」と受けとめることを選択する。一方で、有利な立場にいる人は、抑圧を感じる機会は少なく、視野はさらに制約される。かれらは、差別が存在すると言う人を理解できず、「過敏すぎる」「不平不満が多い」「特権を享受しようとする」などと相手を非難する。(P85)
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved