とうひ "悪寒 (集英社文庫)" 2021年5月17日

とうひ
@ohirune_touhi
2021年5月17日
悪寒 (集英社文庫)
うーん、うーん。 95%まで同じ推理を違う言葉でひたすらに伝えられて、最後の5%で実はこうでしたばーん!みたいな。うーん。 どんでん返しをいかにも狙った感じですんなり入ってこなかったなあ。 それでも、人間の醜さだったりとか、一度抱えてしまった他人への嫌悪や嫉妬、復讐心って多分完全に消すことってなかなかできないんだろうなあ、って意味では妙に納得できた。きっと私も、あの時のあの子もそう。 "中年男の鈍感さは、それだけで犯罪" 会社の指示に自分はほんとは、、って言いながら奴隷のように従ってしまったり、年頃の娘に振り回されたり、自分に妙に懐いてくる若い女に優しくしてしまったり、でも結局妻の行動や言動に一喜一憂したり。 そんな主人公にイライラもしたけど、世の中のサラリーマンって結構そんなもんだよな、と。ある意味そこら辺の小説より変な正義感や綺麗さが無くて普通の主人公なのかも。
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