
あけいろ
@ake1r0
2026年1月11日
透明な夜の香り
千早茜
読み終わった
借りてきた
見かけた
SNSで見かけた一冊。香りに嘘があったり、声に色があったり、感覚が研ぎ澄まされるような物語だった。とにかく空気感がとても好みで、気づけば夜中に一気読み。もう少し余韻に浸っていたかったな。洋館での日々をもっと眺めていたかった。薔薇ジャムやトマトケチャップのレシピを教えてほしいくらい。一香と朔、ふれるのが躊躇われる相手だったのに、突然髪にふれてくるのは反則でしょうとドギマギしたけれど、お互いの感情の変化する中、友人としてと新しいはじまりを予感させる結末がすとんと腑に落ちた。恋愛感情がオチでなくてよかった。



あけいろ
@ake1r0
鋭敏な嗅覚の持ち主ということで『香君』が思い起こされ、理解者などいないと言い切ってしまう朔の孤独に説得力を感じた。また洋館での日々にまったく物語のトーンが違うのに『西の魔女が死んだ』が思い起こされた。この物語が今年はじめに自分に刺さった理由はそれかもしれない。続きがあるということ、他の方の感想で知れた。ありがたい。救われた。