とうひ "わたしの美しい庭" 2022年7月7日

わたしの美しい庭
縁切り神社って、響きが良くない。 どうしてもマイナスなイメージがついてしまうけど、縁を切るって必ずしも自分にとってマイナスな感情だけではないのだと気付かされた。 1番心に残ったのは桃子さんのお話かな。 過去にしがみついてしまうことってどうしても悪いようにみられてしまうし、正直わたしも過去は過去って割り切らなければいけないと思ってた。でもそうじゃないんだなって。昔愛した人を今でも愛していても良いんだし、それを周りがとやかく言うことの方が余計なお世話だ。 統理、路有、百音の3人のバランスがちょうど良く心地よいバランスで取れていて、この3人に出会えたらなあと心の底から思った。 なにか抱えてしまっている人に静かに寄り添って、話を聞き出すわけでも励ますわけでもない。関わった人はすっと心が軽くなる、そんな存在。 凪良ゆうさんの作品は情景が美しくて、小説に流れる空気も心地良くって、変に難しい言葉や独特の言い回しを使わないからこそすっと心に入ってくる。この人が描くそんな作品が、やっぱりとっても好きだな。
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