とうひ
@ohirune_touhi
2024年9月17日
試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。
尾形真理子
読み終わった
一軒の洋服店を舞台に、さまざまな女性の恋心が描かれている短編集。
この本はずっと気になってはいたけれど、手に取ったことがなかった。
梟書茶房をきっかけに読むことになった。
ここに出てくる女性たちはみんな恋をしていて、でもみんな少しずつ将来やこの先の恋愛に不安を抱えてた。
それぞれの不安がすごくリアルで、やっぱりこの世は手放しでひたすら幸せな恋愛の方が少ないんじゃないかなって思った。
みんなこの洋服店の試着室で思い浮かべてる人がいて、よく「誰のためでもない自分のためにするオシャレ」とかって素敵な言葉のように語られるけどやっぱりお洋服を選ぶ時に思い浮かべる人がいることってそれはまた素敵なことだなと思った。
試着室で思い出したら本気の恋だと思う。
このタイトルが私はとても好きで、なんだか核心を突かれたようなそんな感情になった。