
海老塩
@ebi_salt
2025年3月20日

きみは赤ちゃん
川上未映子
読み終わった
またいつか
感想
読書日記
読んでいる途中から、RADWIMPSの「Tummy」が脳内で流れ始めてしまい、もう涙腺がだめだった。
溢れてくるこの形容できない気持ちを、何とか取りこぼさない様にする事しかできないエッセイを私はまだ他に知らない。
寂しいやら、不安やら、苦しいやら、暖かいやら、幸せやら、愛しいやら、色んな種類の涙がとめどなく流れては落ちての繰り返しだった。
私はまだ子供を持つ事は考えられないけれど、もしいつか決心した時は、この本をきっとパートナーと読むと思う。
文体も語り口調で読み易いので、これから妊娠出産を考えている人だけじゃなくて、沢山の人に読んで欲しい一冊。
読み終わった後には、自分が産まれるまでの話、そして産まれてから一歳を迎えるまでの自分と母の話を聞きたくなるだろう。


