
すーどん
@Su_Udon
2026年5月13日
土人形と動死体
円城塔
読み終わった
ようやく読み終わった。RPG系のファンタジーとして読んでいて、どんどん世界を解明していくという進行は、若干読み進めるのがしんどく、結構時間がかかった。なんというか博物誌的な読み味だったかもしれない。
徐々に物語世界の外側への言及が増えていき、メタフィクション化していくというのはクラスタが登場したあたりから予感していたが、最後の「手紙」で全部それでよかったと思てしまったのでこちらの負けである。
最初のノーシュからエスノダへの気持ちの向け方から、最後のエスノダの再登場まで、まったくといっていいほど感情の描写をしないのに、ラストシーンに説得力があるのは不思議。
追記
おそらく最後の説得力は当事者意識な気がする。自分もエスノダに物語の中に引き込まれた感じ。実際は追い出されているのだけど。そこにエスノダの動機があったからなんだと腑に落ちた。

