いぬい "会話を哲学する" 2026年5月12日

いぬい
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@inuiru
2026年5月12日
会話を哲学する
会話を哲学する
三木那由他
会話というのは基本的に合意形成と言うか「約束」の形成なんだけど、言葉の用いかたによっては相手を操作したり誘導したりもするよ、という話(ざっくりすぎる) コミュニケーションにはいろんなかたちがあって、健全な、または明解なコミュニケーションがあったとしても「正解」というのはなさそうだ。 「失敗を運命づけられているコミュニケーション」というフレーズが面白かった。「なぜほかの仕方では語ることができないのか」、日常会話では意識されることのなさそうな問題だが、そこに注目することで当事者の心理を知る手がかりになりそう。 フィクションの会話が例として用いられてるのでキャラクター考察には役立ちそう。 コミュニケーション的暴力というのが筆者のいちばん言いたいとこなんだと思うけど確かに「バカ」とか「死ね」とか明らかな暴言じゃなくても相手を本意ではないところへ誘導したり理不尽な舞台にあがらせたりする言葉のつかいかたってある。こういうのは意識してないと、じぶんが誘導されることもあるだろうし、逆にじぶんが相手に望まぬ答えを強制することもありそう。 しかし内容としては興味深いもののなんとなくノイズが多くて読みにくい本だった。
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