𝒜 "大好きな人、死んでくれてあり..." 2026年5月4日

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@fu_0411
2026年5月4日
大好きな人、死んでくれてありがとう(新潮文庫)
気になりすぎて割とすぐ読んだけど読後の怖さ。 南田蒼太という人間は一体どういう人間なのかさっぱりわからないまんま、各章の語り手がそれぞれ見ていた南田蒼太が語られるのにみんなちゃんとその人間を見てなくて南田蒼太を通して見る理想の自分見てて怖かった…。 欲深いな、人間は。誰だって自分が可愛いし、この死を利用したい奴もいればこの死を通して自分が1番本当の彼を知ってる気になって狂っていく。 ラストまさか本当に娘なのか?彼女が1番客観的で興味なさそうなのにその虚無感が南田蒼太そのもののようで彼女の先の人生を思うと震えたりもする。 なんという人の欲望の底知れなさと気持ち悪さ。 だれにでも狂う可能性があるからこその嫌なのに突き放せない気持ちになる本!
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