A. "声の在りか" 2025年10月19日

A.
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@fu_0411
2025年10月19日
声の在りか
声の在りか
寺地はるな
希和さんが普通の人だからこそ読んだ人がこれは自分の話だっで思うだろうなと感じた。 私は母でも妻でもないけど、それでも私の声がないと感じる瞬間だったり自分の中にある偏見や価値観に気がついて落ち込んだり、不満を持ったり他人に対しての偏見や価値観に厳しいのに人のそれに敏感だったり。好きじゃない人に好かれようとしたり…。それは私の中にも存在していて、考えることを放棄したり誰かに期待されていなくても自分の言葉を自分の声を持ちたいと思う気持ちはわかる。 はるきのここにいたくない、不意に叫びたくなる気持ちめちゃわかるなぁ。 学校の閉鎖感、田舎の閉鎖感、人の偏見。葛藤と成長を完全に描くのじゃなくじわじわと変わって行く様子を書く寺地先生さすがすぎる…。本当にリアルなので最初は結構空気重めで読めるかな?と思ったけど読み終わったあとの心地いい風が吹いたような気持ちになるのも寺地作品ならでは。 要さんのような人が周りにいると守られつつも子供もきっと自然と自分で考えたり成長したりするんだろうな。なかなかできることではないけどやっぱり人は決めつけたり知らない不安からマイナス印象を抱きがちだけど飛び込んでみる勇気、知る勇気も大人になるほど必要なのかもしれない。 岡野さんの"勉強はチケット"の考え方素敵だと思ったし、それも嫌いだと思ってる人の良いところに触れてそれは素敵な言葉だと思えるのもまた人間。
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