声の在りか
24件の記録
Mimi@mimi3732026年4月29日読み終わった面白かった! 読んでいて感じたのは「誠実さ」。 他人に対しても、自分に対しても、子供に対しても。 初めは自分の声に気づいていながらも誤魔化していた希和が最後には自分への誠実さに自信を持っていく流れに強さを感じた。 夫婦関係の変化にも、ありきたりっちゃあありきたりだけどやっぱりよい。 「今は不安を不安のまま抱えるほうがいい。こわくても、自分の心をごまかしていないと思えることがうれしい。」 「彼らはいつ知ったのだろう。勝ちの種類がひとつではないことを。前進する方法がひとつではないことを。」- こあら🐨@wing28302026年4月17日まだ読んでる自分の言葉で相手にいいたいことを言う、自分の言葉をもつ、ことがなんでこんなに難しいんだろう… ひとりの主婦がそのことに立ち向かうなかで色々と気づいていく話。 親子の距離感がむずかしいのすごくわかる、子どもも自分の感情をうまく伝えられなくてもどかしいんだろうなぁ、 今回も身近なシチュエーションでさりげなく、考えさせられる。そしてそっと寄り添ってくれる作品でした。 「子どもを人質にとられてるみたいな感覚があるんですよね、親になってからずっと」 「子どもを悪いもの、悪いことから守るのは大人の役目ですよね でも子ども自身がなにかを感じて、自分で切り抜ける力を持っていると信じることも同じくらい大事なんじゃないんですかね」 わたしはこの子を支配できる。できてしまう。すこし怒っただけでこんなにもわたしをおそれるこの子、わたしはこの子をどうにでもできる。親の愛は無償かつ無限のものだとされているが、ほんとうは違う。子どもから親に向けられる愛のほうがだんぜん勝っていて、それを使って親は子どもを簡単に支配することができてしまう。 晴基を自由にしてあげたい。手足を存分に伸ばして、楽に呼吸ができるような場所にしてあげたい。だって、わたしは親だから、… 親だから、子どもを幸せにしたい。 でも親の手から差し出した瞬間に、それはもう自由ではなくなってしまう。晴基自身が戦って獲得しなければ意味がない。 彼らはいつ知ったのだろう。勝ちの種類がひとつではないことを。前進する方法がひとつではないことを。いつのまに、どうやって、知り得たのだろう。
A.@fu_04112025年10月19日読み終わった感想希和さんが普通の人だからこそ読んだ人がこれは自分の話だっで思うだろうなと感じた。 私は母でも妻でもないけど、それでも私の声がないと感じる瞬間だったり自分の中にある偏見や価値観に気がついて落ち込んだり、不満を持ったり他人に対しての偏見や価値観に厳しいのに人のそれに敏感だったり。好きじゃない人に好かれようとしたり…。それは私の中にも存在していて、考えることを放棄したり誰かに期待されていなくても自分の言葉を自分の声を持ちたいと思う気持ちはわかる。 はるきのここにいたくない、不意に叫びたくなる気持ちめちゃわかるなぁ。 学校の閉鎖感、田舎の閉鎖感、人の偏見。葛藤と成長を完全に描くのじゃなくじわじわと変わって行く様子を書く寺地先生さすがすぎる…。本当にリアルなので最初は結構空気重めで読めるかな?と思ったけど読み終わったあとの心地いい風が吹いたような気持ちになるのも寺地作品ならでは。 要さんのような人が周りにいると守られつつも子供もきっと自然と自分で考えたり成長したりするんだろうな。なかなかできることではないけどやっぱり人は決めつけたり知らない不安からマイナス印象を抱きがちだけど飛び込んでみる勇気、知る勇気も大人になるほど必要なのかもしれない。 岡野さんの"勉強はチケット"の考え方素敵だと思ったし、それも嫌いだと思ってる人の良いところに触れてそれは素敵な言葉だと思えるのもまた人間。
もあ@0_seseragi2025年3月7日かつて読んだ@ 自宅声を一度あげたところで事態が大きく変わるということはなかった。それでも自分の言葉を持って現実に向かうその様はあまりにも心強く、私も一歩踏み出したいという気持ちにさせられる。そんな物語だった。
















