A. "雨夜の星たち" 2025年5月17日

A.
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@fu_0411
2025年5月17日
雨夜の星たち
雨夜の星たち
寺地はるな
他人に感情移入しない三葉。 空気も読まないしやりたくないことはやらない。そう生きれたら楽と思うけど、心はあるので心が動くこともある。 わかった気になるのが嫌だからこそそのまま受け取るって言うのも一つの生き方だと思う。 お見舞い業を通じて心が動いていく様が丁寧に描かれていて劇的な変化はないけどきっと彼女の中で何かが変わっている。 めんどくさい、疲れると言われがちな三葉。作中でも霧島に他人の気持ちを大事にしすぎるとかえって冷酷に見える。と言われるけど、不器用なだけで自分に嘘がない彼女の生き方は潔さすら感じる。 さみしさとの付き合い方。人間はみんな面倒だからこそ建前や気遣いで本心を隠して円滑に進めようとする。だから拗れるし、それをしないと輪を乱すように見える。 本音と建前の塩梅って大事なんだな。 人間関係を築くのって本当に難しい。 寺地さんは相変わらず同じ席に座らない人、世間と上手く付き合えない人を描くのが上手い。でも誰も否定しない。誰も悪ではない。人間はみんなダメだから。そう思うとちょっとでも生きていけそうな気がする。
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