
A.
@fu_0411
2025年4月5日
ツバキ文具店
小川糸
読み終わった
感想
代書屋のお仕事を通じて鎌倉で自分の人生を見つめ直したり前を向いて歩いていくお話。
じんわり心が優しくてあったかくなる。
自分の出生や先代のついた嘘、先代がどう思って生きて来たのかをこの代書屋の仕事を通じて知っていくところが良い。鳩子と先代の繋がりで、2人とも人生にすこしだけ不器用なだけだった😭
鳩子が代書屋を始めて、色んな人と出逢って先代の想いを知って自分を知っていく。
必要な時に会ったり、全てを知らなくても同じ時間を過ごしたり。実は1人で生きていなくて、知らない間に周りに救われることもある。
この時代においてこんな素敵な人との付き合いにすごく憧れた。
そして誰かに手紙で気持ちを伝える素敵さにも気付かされる。
人を想う気持ちはいつの時代も変わらない。
言葉を交わしてきちんと言葉にすることをサボってはいけないなと思わされる。
鳩子の後悔は代書屋を通じて、先代を知ってもう会えないことも飲み込んで歩んでいくことできっと報われる。
"失くしたものを追い求めるより、今、手のひらに残っているものを大事にすればいいんだ" ってモリカゲさんの言葉が響く。
生きているうちに思ったことや感じた事は素直に相手に伝えていきたいと思うし、手紙を誰かに書きたくなった😌
あと鎌倉に行きたくなる。鎌倉の実在するお店も出てくるらしいので行ってみたい。ゆったりした空気がこの本の中でも流れているし、鎌倉の四季の中で生きながら色んな人との交流や代書屋の仕事をこなす鳩子と一緒に生きている感覚になる優しい本だった😌
手紙のルールや、文具屋さんなので色んな文具が出てくるのもまたおもしろくて勉強になる!
大きな事は起こらないけれど日常の生活の中でゆっくり自分を見つけて見つめて生きている人の話。
