春眠☆═━┈┈ "13人の魔女への扉" 2026年5月10日

13人の魔女への扉
13人の魔女への扉
長谷川まりる
"○○な人"と人をそれだけの括りで見て判断する怖さ、それに当てはまらない人々を取りこぼすこと、人は複雑であらゆる事情を抱えていること、価値ある人と無価値の人を宣告しより分ける選択の残酷さ、どんな理由でも他者を苦しめる権利は誰にもないこと、良い人、悪い人とは何なのか、そもそもそれで分けられるのか、いるのかなど、スーが11人の魔女と出会い対話したくさん考え続けて導いた最後の答えに救われた。これは現代の日本が抱えている排外主義の問題にも通じていると思う。長谷川まりるさんは他の本でもそうだけれど、社会システムの構造そのものに疑義を唱える、それを物語に織りなすことがあってパワーをもらう。
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