
あけいろ
@ake1r0
2025年10月15日

図書館の魔女
高田大介
読み終わった
借りてきた
この分厚い単行本を鞄に忍ばせて、夜寝る前に灯りを消したベッドの上でちまちまと。時間をかけて物語を味わう時間が終わってしまった。忍ばされた伏線、刺客の狙いと正体、キリヒトの名前、なにかあるなという疑いは持てても、全く予想外の着地をするから何度も裏切られた心地がする。三国の和議の場面、知らない言葉ばかり登場するわと思って何度も辞書を引いたのにそれすら仕掛けだったとは。馴染みない語彙や力学、言語論など物語の重厚さの間にある、キリヒトとマツリカ、また図書館の面々との会話劇が心地よく、そればかり求めてしまった。