
北本新聞縦覧所
@kitamoto_juran
2026年5月13日
独裁者の倒し方
マーセル・ディルサス,
柴田裕之
読み終わった
非常に面白かった。
書名の通り、独裁者を倒すための案(例えばクーデター、暗殺、外国の介入等々)に対し、それがなぜ上手くいかないのか、ないしは上手くいった場合は何が要因であったのか、具体的な事例を豊富に挙げながら解説されてゆく。
具体的な事例が豊富というところがポイントで、自由な民主主義体制のもとで暮らす私から見ると、権威主義的な独裁国家のトンデモエピソードはまず純粋に面白い。
そしてそのトンデモには実は独裁国家を維持するための構造的な理由があることまでをも理解できることがこの本の最大の魅力。
新聞の片隅に載る遠い異国のクーデター未遂、北朝鮮の分析記事、ロシアの大統領の振る舞い、こうしたニュースの解像度が高まること間違いなしの一冊でした。


