独裁者の倒し方

独裁者の倒し方
独裁者の倒し方
マーセル・ディルサス
柴田裕之
東洋経済新報社
2026年1月7日
63件の記録
  • 幽淡墨
    幽淡墨
    @snell
    2026年7月11日
  • おけら
    おけら
    @atsushi-1227
    2026年7月8日
    権力は「市民の無関心」という名の協力でできている――マルセル・ディルサス『独裁者の倒し方』 ​現代の日本社会を観察していると、ある種の「窒息感」を覚える。個人情報保護法の改正に見られるような、一見すると「安全・安心」を掲げた法整備の裏で、市民のデータや富の統治権が、国や特定の巨大資本のシステムにじわじわとハック(独占)されていくプロセス。私たちは今、かつてのような武力によるものではない、耳当たりの良い言葉で市民を自発的に従順にさせる「ソフトな独裁」の檻の中にいるのではないか。 ​政府や官僚が、公平性という建前を捨てて「反国民的」に独善化していく現状を前に、私たちはどうやって「正気」を保ち、抵抗すればいいのか。 ​その冷徹な力学的シミュレーションを与えてくれるのが、マルセル・ディルサスの『独裁者の倒し方』だ。 ​本書が提示する最も強烈な現状評価は、**「どれほど強力に見える独裁者であっても、他者(側近や利権組織、そして大衆)の協力がなければ1日も権力を維持できない」**という事実である。 ​独裁者が独善的になるのは、市民ではなく「身内の利権ネットワーク」への利益分配という生存戦略に必死だからだ。しかしそれゆえに、批判的な知性を排除し、イエスマンだけで固められた統治中枢は、内部から思考の解像度が落ちていくという致命的な脆弱性を孕んでいる。彼らのシステムは、一見完璧に見えて、実は極めて脆い。 ​この知見は、私たちが抱く絶望の構造をガラリと変えてくれる。 ​かつてエーリッヒ・フロムは『正気の社会』で、病んだ社会システムに適応して思考停止する「ロボット(自動人形)」になるなと警告した。また、江藤淳の『閉された言語空間』や白井聡の『菊と星条旗』が暴いたように、日本は戦後一貫して「支配されている現実」から目を瞑り、与えられた「右・左」の感情的な分断プロレスに興じることで、真のハック構造を隠蔽され続けてきた。 ​これらすべての点と線が、ディルサスの「力学」によって1つに繋がる。 ​最大の罠とは、私たちが「難しくてわからないから」とお上に判断を委ね、左右の分断ゲームに付き合うことで、独裁のシステムに「無関心という名の協力」を差し出してしまうことなのだ。 ​現代における最大の社会的抵抗とは、お上の流すプログラミング(プロパガンダ)を拒絶し、構造のバグを冷徹に見抜く知性を磨くこと。そして、お上の家畜にならないという主権者の覚悟を持って、「無条件の協力」を一人ひとりが静かにやめていくことである。 ​本書は、歪んだ構造に流されず、自分の頭で考えて「正気」で居続けるための、現代市民の必読のバイブル(防波堤)だと言える。
  • まめ
    まめ
    @mameg229
    2026年7月2日
  • 幽淡墨
    幽淡墨
    @snell
    2026年6月27日
  • とわ
    とわ
    @seaCret1ce
    2026年6月27日
  • FUKA
    FUKA
    @FUKA
    2026年6月27日
  • 光陽
    光陽
    @kouyou_108
    2026年6月27日
  • なな
    なな
    @nana33
    2026年6月27日
  • ayumi
    @ayumiawaya
    2026年6月27日
  • かくり
    かくり
    @kakuri000
    2026年6月24日
  • オケ山
    オケ山
    @okeyama
    2026年5月31日
  • 独裁者って結構地獄だな………というのが一番の感想。独裁を確立するのも維持するのも身を引くのもあまりにリスクが高くて、行くも地獄帰るも地獄… なので行くしかないんですね。 あとカストロ暗殺の話も面白かったです。なにやってんだCIA。
  • 181
    181
    @error_181
    2026年5月27日
  • 非常に面白かった。 書名の通り、独裁者を倒すための案(例えばクーデター、暗殺、外国の介入等々)に対し、それがなぜ上手くいかないのか、ないしは上手くいった場合は何が要因であったのか、具体的な事例を豊富に挙げながら解説されてゆく。 具体的な事例が豊富というところがポイントで、自由な民主主義体制のもとで暮らす私から見ると、権威主義的な独裁国家のトンデモエピソードはまず純粋に面白い。 そしてそのトンデモには実は独裁国家を維持するための構造的な理由があることまでをも理解できることがこの本の最大の魅力。 新聞の片隅に載る遠い異国のクーデター未遂、北朝鮮の分析記事、ロシアの大統領の振る舞い、こうしたニュースの解像度が高まること間違いなしの一冊でした。
  • Su0619
    Su0619
    @signet0619
    2026年5月12日
  • 喜多倉
    喜多倉
    @kitakura473
    2026年4月27日
  • FUKA
    FUKA
    @FUKA
    2026年4月26日
  • 木村久佳
    木村久佳
    @kuCCakimura
    2026年4月26日
    蟹ブックスでもおすすめされていた記憶が。信頼できる本屋さんがある人生、幸せです。
  • こつぶ
    こつぶ
    @kotsubook
    2026年4月26日
  • よつこ
    よつこ
    @yotsu_hiyoko
    2026年4月20日
  • めの字
    めの字
    @meiza
    2026年4月19日
  • Ayako
    Ayako
    @aya_rb
    2026年4月11日
    ジーン・シャープの『独裁体制から民主主義へ』を思い出しながら読んでる。
  • Ayako
    Ayako
    @aya_rb
    2026年3月28日
    『修道院覚書』という大物を片付けて、次に腰を据えて読む一冊にさてどれを、と積読棚を眺めたけれど、結局今読むべきはこれなんじゃないか、と思う。
  • おはぎ
    @ohagi_26
    2026年3月24日
  • よしのずい
    @151438
    2026年3月22日
  • pom
    pom
    @aki_pomme
    2026年3月15日
  • さおり
    さおり
    @prn990908
    2026年3月8日
    武力行使によるやり方は泥沼化を招くということ、それが倫理的にいけないということではなく、事実として存在しているということが知れて良かったし、非暴力という形での抗議は民主化に繋がりやすいということが57%という数字を通して知ることができてよかった。(武力行使の場合は数パーセント、たぶん6%くらいだったはず、非暴力の場合の数字がインパクトがあってそっちしかちゃんと覚えてない…😂) 独裁者は手強い、なかなか倒すことはできない、取り巻くものは複雑で、圧倒的に向こうの持っている力の方が強い(ようにみえる)。それでも倒せないわけではない、「何が起ころうと独裁者を倒すには忍耐が求められる」、もっとしぶとくならなければならないのかも、とも思ったし、そのために自分の好きなものとか趣味とかそういうことを大事にしていかなきゃなと思った。これだけは譲れない、みたいなものをちゃんと明確にしておきたい、たくさんのひとと連帯するためにも。6章の「民衆に銃を向ければ終わり」と9章の「独裁者の倒し方」が特に好きだなと思った。 「民衆の抗議活動は、ほぼすべての独裁者にとって常に脅威だ。政権に異議を唱える人々が市街に繰り出したら、独裁者はあっさりそれを無視するわけにはいかない。行動を起こす必要があるが、発砲するように命じることはたいていできない。なぜなら、命令どおりに発砲する人が十分な数だけいなければ、銃は役に立たないからだ。そして、ほとんどの独裁者には、それだけの人がいない。」(6章) 「一般大衆が立ち上がったときには、独裁者はたんに武力に訴えるだけでは問題を切り抜けられない。政権に大きな亀裂が走り、崩壊の恐れが出てくるからだ。」(9章)
  • Ayako
    Ayako
    @aya_rb
    2026年3月1日
  • さく
    さく
    @hisaku818
    2026年2月28日
  • アツシ
    アツシ
    @atsushi
    2026年2月23日
  • くりこ
    くりこ
    @kurikomone
    2026年2月20日
    今一番知りたいこと!
  • Ayako
    Ayako
    @aya_rb
    2026年2月9日
  • 三月
    @329__sangatsu
    2026年2月9日
  • Blue moon
    Blue moon
    @mimosamimi
    2026年2月9日
  • mizuiro
    mizuiro
    @transparency
    2026年2月9日
  • ゆゆこ
    ゆゆこ
    @yuyuko
    2026年2月8日
    Twitterで見かけて。
  • やまわき
    やまわき
    @dogisinu
    2026年2月8日
  • はな
    はな
    @hana-hitsuji05
    2026年2月8日
  • 冒険家
    @Koki_sk
    2026年1月28日
  • はら
    はら
    @reads_brain
    2026年1月20日
  • i.wakei
    i.wakei
    @iwakei
    2026年1月20日
  • KOZOREADS
    KOZOREADS
    @kozoreads
    2026年1月13日
  • いちのべ
    いちのべ
    @ichinobe3
    2026年1月13日
    基本読書 https://huyukiitoichi.hatenadiary.jp/entry/2026/01/11/080000 の記事を読んで
  • 春束
    春束
    @harutaba_
    2026年1月11日
  • 杉野ひこ
    杉野ひこ
    @suginohiko
    2026年1月11日
  • 真琴
    真琴
    @matarine
    2026年1月10日
  • @hdgatji
    1900年1月1日
  • みー
    みー
    @Mii_bookwriter
    1900年1月1日
  • 星と嵐
    星と嵐
    @matsu155
    1900年1月1日
  • @278_lu
    1900年1月1日
  • k
    @erk1224
    1900年1月1日
  • @jade0212
    1900年1月1日
    新たな視点を持てそう けんすうさんのポッドキャストで 独裁者も独裁してないとあぶないから 独裁する気持ちがわかる
  • ワニ田
    @1ibraryz0pen
    1900年1月1日
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