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2026年5月14日
華氏451度〔新訳版〕
レイ・ブラッドベリ,
伊藤典夫,
小野田和子
読み終わった
「うわさで聞いたぞ、世界じゅうが飢えているのに、ぼくらはたらふく食ってるって。世界じゅうが必死に働いてるのに、ぼくらは遊んでるって、ほんとうなのか? だからぼくらはこんなに憎まれてるのか?」(p123)
事実よりも、事実の意味を。
平和は詩でつくられる、詩は愚かだ、だから燃やしてしまおうという論理。
「ぼくらは、しあわせになるために必要なものはぜんぶ持っているのに、しあわせではない。なにかが足りないんです」(p138)
反転される焼却行為に、人文学の未来を感じた。
「火が、奪うだけではなく与えることもできるとは、これまで考えたこともなかった」(p242)
本を表紙で判断しないことにしよう。









