まつばらぺこ "キッチン" 2026年5月12日

キッチン
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吉本ばなな
久々に本を読んだね。私は食べ物と人のつながりが好きで、なのにこの作品を読んでいなかった。  安心できる場所の描写と大切な人を失った喪失感の表現が素敵な小説。終盤のカツ丼があまりにおいしくて、それを今すぐ飢えたあなたと共有したくて、包んでもらってタクシーに飛び乗って届けにいく一連のシーンがとても好き。  大切な人のことを考えて、その人に食べてもらいたいものを用意することや、その人のことを考えて食べられそうなものを用意するのは愛だと思うの。
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