図書館マン "虚弱に生きる" 2026年5月8日

虚弱に生きる
虚弱に生きる
絶対に終電を逃さない女
噂の虚弱本を……ようやく手に入れた……。 自分と比べて読んでみよ~と気楽な気持ちで開いたところ、度を越すレベルの虚弱だったのでOh……という気持ちになりながら読破した。 病名がつかない苦しさって、原因が特定されない苦しさだから、要は「自分のせいかもしれない」と思い続ける苦しさでもあるよね。 自分の体調管理がなってないせいかもしれない。自分がインドアで体力不足だからかもしれない。 病院行っても原因を言い与えられないから、納得するためには最終的に自己責任に持ってかないと、やり切れない気持ちにまみれて潰されそうになりそうだ。自分が、自分が……っていう思考に陥らないと私の場合はやっていけなさそうだった。そういう思考こそが余計に自分を追い詰めるのだと分かっていても責めることで保ててる気持ちもありそうだなと。 けど、この作者さんの場合は、もう「健康」1点集中になっていて(そうなるしかなかったのだろうけど)、自分のようなヒロイズム的な絶望から断絶し、むしろ振り切るような形で健康活動に勤しんでるというか……。 だからラストにも驚いたんだよな~ 「私はこういう体なため~これからも健康活動を続けていき~健康を目指していく!」というラスト。 なにせ『虚弱に生きる』というタイトルだったから、読む前は虚弱の様子のみが語られている本だと思っていて。 こんな具体的に、運動や食事の様子といった記録までが書かれているとは思わなかったから……。 いや、確かに、「私は虚弱なんです~💦」で終わられても確かにアレなんだけど、かといって、こんなに健康思考が根付いているとも思ってなかったのでビックリして転げ落ちてしまった。 本を全く読んでないと仰っていたせいか、文章も非常に端的で読みやすく。全体的に、「サバサバして、さっぱりした人だな」という印象。 ちょっと会ってみたくなった。
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