
なぎさ
@no_taiyaki
2026年5月14日
屋根裏の仏さま
ジュリー・オオツカ,
小竹由美子,
岩本正恵
読み終わった
知り合いの方が本好きの人からおすすめされ面白かったとのことで、本を又借りさせていただき読むことができました。
1人の主人公ではなく複数の人々の物語が平行して描かれている世界で、それぞれの人の細部の記憶が語り部のように同時に描かれていきます。
現在は文章で物語を読むことがスタンダードですが、ひとりひとりの経験がそれぞれの視点から話し言葉によって語られていくことが物語の歴史としてはずっと長かったんだろうなあと、長く続く物語の歴史に思いを馳せました。
きっと現実では誰かを知りたいと思うとき、1人の完成したキャラクターがあって、それを分析するというよりは立ち上がる細部の記憶から、そのひとがどんな人生を生きてきたのかを感じるようになるのだろうな、この小説を読み感じました。
