屋根裏の仏さま
24件の記録
なぎさ@no_taiyaki2026年5月14日読み終わった知り合いの方が本好きの人からおすすめされ面白かったとのことで、本を又借りさせていただき読むことができました。 1人の主人公ではなく複数の人々の物語が平行して描かれている世界で、それぞれの人の細部の記憶が語り部のように同時に描かれていきます。 現在は文章で物語を読むことがスタンダードですが、ひとりひとりの経験がそれぞれの視点から話し言葉によって語られていくことが物語の歴史としてはずっと長かったんだろうなあと、長く続く物語の歴史に思いを馳せました。 きっと現実では誰かを知りたいと思うとき、1人の完成したキャラクターがあって、それを分析するというよりは立ち上がる細部の記憶から、そのひとがどんな人生を生きてきたのかを感じるようになるのだろうな、この小説を読み感じました。
- 流々@kread2026年4月14日読み終わった聞いたことだけはある「写真花嫁」。 彼女たちを待っていた現実が、最初は生々しく感じられ、読み切れないかもしれないと思ったほど。様々な思いを抱え、それぞれの生き方で頼りない細い根を張り、なんとか続いていくように思えた人生が、戦争の気配と共に崩される。 畳み掛けるように目まぐるしく変わる視点、文体が独特で、過酷な状況でもどことなくさらりと流れる群像劇を眺めているようだった。




























