いちのべ "江戸POP道中文字栗毛" 2026年5月14日

いちのべ
いちのべ
@ichinobe3
2026年5月14日
江戸POP道中文字栗毛
江戸文芸の読書エッセイ+リメイク短編小説。 児玉雨子さんの解釈、言語センスが面白くてサクサク読める。特に好きだった一節。 > 作品内に「読者の人生に影響を与えてやろう」といわんばかりのクソバイスもなければ、「泣かせてやろう」とか「性的に興奮させてやろう」とかいった体液頂戴物でもない。この滑稽は決して清廉ではないけれど、純粋だ。純粋な娯楽に私は憧れてしまう。(p42) 紹介される作品は、現代の感覚では不快な要素もあれば、現代でも変わらないなと感じる側面もあり、社会や規範は変わっても、人間の営みや感情はたいして変わらないのかなと興味深い。 3編収録されているリメイク短編小説も楽しく、特に『潤色昼世界 真夜中の裏 ——原作:山東京伝「青楼昼之世界錦之裏」』が素敵なシスターフッド小説で嬉しかった。
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