
桜城
@o___ashiii
2026年5月15日
呪いの言葉の解きかた
上西充子
読み終わった
呪縛を解く言葉で真っ先に思い浮かんだのは、百合ちゃんの若さは価値という言葉に対しての「そんな恐ろしい呪いからはさっさと逃げてしまいなさい。」というフレーズ。当時テレビで見ていた自分にすごく深く刻まれた言葉で、力強いエールでもあった。呪いの言葉は溢れていて、知らぬ間に内面化していることもよくある。でも、その言葉に噛み付くのではなくて、自分の中で心理的な距離を置いて軽やかに躱していける柔軟さがあるといいのかな。論破ではなくて、真っ向から取り合わずに切り返せる言葉を持てるのが理想かもしれない。
まだまだ権利要求の発生練習が足りないなと。主体者であるのに飼い慣らされることに馴染んでしまっている。
外界からの衝撃を吸収してくれる緩衝材でもあり、エネルギーを汲み出す諸力の源泉となる"溜め"という概念が印象的だった。これは、お金だけでなく頼れる家族・友人、自己肯定感やセルフケアなども該当する。溜めの薄さは五重の排除による貧困状態へとつながりやすい。また、溜めの厚さは他人には見えない。自分の薄い溜めを補うためにどこに助けを求めればいいか、自己責任論の呪いを解き、考えることが大切。