一年とぼける "LGBTQ+の歴史" 2026年5月16日

LGBTQ+の歴史
LGBTQ+の歴史
マイケル・ブロンスキー,
清水晶子,
藤崎百合
歴史学をクィアする、といった趣の本で、図鑑サイズで図版も充実している所から、実際の世界史の教科書と並べ読みしたらより楽しめるだろうなあと思う。学校の副読本や資料集っぽさもあるし、図書室に一冊こういう本があると良いなあ。 本書の狙いの一つとしておそらく、性別二元論や異性愛規範が世界中で必ずしも普遍のものではなく、中世キリスト教国家による植民地主義によって世界中で普遍化したキリスト教に特徴な思想であり、その悪影響が現代にも続いているというのを歴史の流れから暴くというものがある。実際読んでいくとその様に思えるしそうだとも思うが、同時にキリスト教に偏った歴史の本という見方も出来るのでそこは少し注意が必要かとも思う。 日本もこのまま順調に行けば、あと五年もするとまず真っ先に禁書になるタイプの本だろうから、読みたい方は早めに読むのがおすすめ。クッソ愚かな巻き戻しだと言うのが歴史順に学べます。
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