
イマイメロ
@imymelo
2026年5月16日
ミッキー7
エドワード・アシュトン,
大谷真弓
読み終わった
ミッキー7読んだ!
“いままでで、いちばん、間抜けな、死”
余所見で落下したミッキー7は氷の割れ目のなかで寒さに震えていた
使い捨ての何度も蘇る体
ここで死んでもミッキー8として目覚めると知りながらも
それが自分なのか確信が持てない彼は何とか生還するのだが
すでにミッキー8が目覚めていた─
どちらかがいなくなれば
問題は解決するのだがもう一人の自分であり培養液から蘇ったばかりの最悪な気持ちがわかり
なにより自分を見殺しにできないし
なによりクローン人間として命がけの任務をやらされる立場なのでどちらかがいずれは…という考えのもと
共に生きていくことにするのだけど2については記憶バックアップする前に死んでしまったので一切引き継がれてなかったり
“テセウスの船”が引用されるのですがクローンと自己同一性の話でしたねー
ミッキーが歴史好きというのもあり人類離散の経緯から開拓時代の悲惨な失敗だったり
人類の愚かさは変わらないけれど引き継いでいくことが今を作っているんだなと思えるしそれがまたミッキーの境遇とも重なるよね
7と8で少ない食料を分け合いながらも互いに文句を言い合う自分同士で自分じゃない二人
自分をどうせ蘇ると見捨てたベルトと友人でいられるミッキー
そういうやつと受け入れることと
自分達の住みよい環境にテラフォーミングする力強く生きる人類と
ミッキーのあり方に迷う姿とで色々現代とも通じるSFで面白かったです
映画になってるぽいから見てみようかな

