
イマイメロ
@imymelo
ワシントン・ポーが好き
- 2025年11月25日
わたしたちが光の速さで進めないなら (ハヤカワ文庫NV)ユン・ジヨン,カン・バンファ,キム・チョヨプ読み終わったわたしたちが光の速さで進めないなら読んだ! 人に寄り添う優しいSF短編集でした!現代の社会を映す作品や思考実験的な哲学的意味を問う作品バラエティ豊かな作品が多くて読み応えあった! どの作品にも優しい視点と愛が詰まっていて心洗われるような爽やかな小説でした! 亡き母の疑似人格が紛失し 彼女の生きて遺したものを探す“館内紛失”や 大人になると始まりの地へ旅立ち半数が帰還しない儀式の謎を追求する“巡礼者達はなぜ帰らない”が好きでした その結末に温かい気持ちになったり思いを馳せたり どんな世界になっても人の気持ちは変わらない 読後感がいい! - 2025年11月15日
ハウスメイドフリーダ・マクファデン,高橋知子読み終わったハウスメイド読んだ! “どうしてこの部屋の鍵は内側じゃなくて外側についているのですか?” ミリーは一縷の望みをかけた住み込みメイドの面接に合格する そこには散らかり放題の部屋、理不尽な妻、わがままな娘、優しい夫 不穏で何かがあると感じながらも前科持ちの彼女は仕事にしがみつくしかない─ 外鍵の屋根裏部屋に 言葉の通じない庭師に言われた“ペリコロ”(危険)の言葉 と最初っからフルスロットルでこの家やべー!雰囲気を出してくるのが好き! 印象通りに言ってもない命令をしていなかった!とキレてくるかと思えば あなたがいてくれて助かってるのと労ってくる妻がすげーストレスでやば!外鍵の屋根裏 その扉にひっかき傷がある時点でもうそれさぁ…って感じで 早く逃げてほしいけど逃げれないんだよ!って ピーナッツアレルギーの娘がいるのにピーナッツバター常備している家ってなに…こわ 面白かった映画化するらしいから見たいな - 2025年11月1日
満潮に乗って (クリスティー文庫)アガサ・クリスティー読み終わった満潮に乗って読んだ! 爆撃によって命を落とした大富豪ゴードン・クロード 若き妻ロザリーンが全財産を受け継ぎ クロード家から疎ましく思われていた 彼女の前夫が生きている証拠を持っていると恐喝してきた謎の男が ロザリーンの兄が会った直後に殺害されてしまい 疑いの目は彼に向けられるのだが─ そしてその謎の男がロザリーンの前夫だと断言する男が現れ ロザリーンは前夫ではないと絶対の自信を持っているのが 面白くって 謎の女まで浮上して様々な情報が錯綜しぴんとくるものがない事件が整理されていくのが面白かった 事件の裏には戦争があって 大きな物が倒れた後には混乱と変化が起こる - 2025年11月1日
科学でかなえる世界征服ライアン・ノース,吉田三知世読み終わった科学で叶える世界征服読んだ! 世界最高の陰謀論者、即ち毎月最もらしい陰謀をでっち上げるコミックライターがつくる 実際の科学に基づいた事業計画書! 秘密基地を作り恐竜を乗り回し 永劫忘れられることのないスーパーヴィランになりませんか? 世界を征服する方法や偉大なヴィランっぽいことをする方法を真剣に考えていて面白かった! 解説されていて実際にできそう!(膨大な予算と倫理観を捨てさえすれば) な面白い科学本でした まぁいくつかは出来たところでそれがどうしたんだではあるけど とびきりの邪悪とユーモアが詰まってます ※これをいかなるところでも試さないでください
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