
bluebird
@Reads_0229
2026年5月15日
ひみつのしつもん
岸本佐知子
読み終わった
(クジャクの雄の頭の上に三本くらい立っている、あのアンテナ状の飾りについて)「己を飾らずにはいられないクジャクのもつ過剰なクジャク性が、行き場をなくしてあそこに噴出してしまった、といったように見える。」(p.198)
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己を飾ってはいられない岸本佐知子のもつ過剰な岸本佐知子性が、行き場をなくして存分に噴出したエッセイ風ファンタジー。
本を閉じて、アリやジェイクや平吉を探す。国際色豊かな友人たちで羨ましい。私も著者のようにスパイスを嗅いだら心の友を召喚できるだろうか。もう何年も使っていない五香粉の瓶を開けてくんかくんかしてみたが、香りは既に抜けており、チャンツィイーの召喚は幻に終わった。
本を閉じれば、キシモトワールドからいつの間にか醒めてしまう。読み終えるのが少しさみしい。