白髪のアン "透明な螺旋" 2026年5月16日

透明な螺旋
透明な螺旋
東野圭吾
事件と並行して、湯川先生の生い立ちや暮らしぶりが描かれる。 介護についての考え方も湯川先生らしくてとてもよかった。 親たちへの愛情表現も… いつも思うけれど、東野圭吾の本には、こんな人いないでしょという登場人物がほとんどいない。 作られすぎのキャラとか、ありえない性格とか… そのためか、本と自分との距離を意識させられることなく、物語の時間が自分の時間の感覚になってしまう。 読者だけど登場人物。 スイスイ読めて、ずっしりとあたたかくて重たいものが残される。 湯川先生200歳まで生きてください。
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