
白玉庵
@shfttg
2026年5月17日
客観性の落とし穴
村上靖彦
読み終わった
好き
2日続けて村上靖彦本を読んだ。このタイトルからケア論に着地するとは予想外で、そしてよかった。
本書では客観性と数値を盲信することに警鐘を鳴らした。顔の見えないデータや制度からではなく、一人ひとりの経験と語りから出発する思考方法を提案した。この思考は社会的な困難のなかにいる人、病や差別に苦しむ人の声を尊重する社会を志向することにつながる。 p171
というあとがきにある通り、すきまにある小さな声を拾う考え方を提示している。上間陽子や、医学書院の「ケアをひらく」シリーズが好きな人にいいんじゃないかなー。あと津久井山ゆり園の事件や、秋葉原の無差別殺人事件で、どうしたらあんなことが起きないようにできるのか考えたい人。
現象学、全然分かってなかった(そもそも哲学全般わかってない)けど、こういう思考方法と実践ならば素晴らしいな。








